シーラズは世界遺産のペルセポリスだけじゃなくてほかにも見所盛りだくさん。とことん楽しみます。
今回は観光スポットの紹介がメインだよ。シーラーズ市内からも行きやすい場所なので行く価値あり!
イランはイスラム世界でも少数派のシーア派の国。イラン国内にはシーア派の聖地が点在していて、有名なのはマシュハド、ゴムなど。ここシーラーズにも聖地とされている場所はあります。
シャー・チェラーグ廟です。

835年にシーラーズで殉教したエマーム・レザーの弟であるセイイェド・アフマド・エブネ・ムーサーを祀った廟でランプ王という意味があるそう。観光客も中に入ることができます。
中はマジで超絶ピカピカ。キンキラキン過ぎ。中は基本全部モザイクづくり。
中でボーっとしていると礼拝の時間になったので異教徒の僕は外に出ることにしますが親切なおじさんが中で見ててもいいぞと言ってくれたのでしばらく見ていましたが、聖地と言われるだけあって祈りの熱気が他の普通のモスクとはちょっと違う。ガチ勢だ。コーランの教義を聞きながら涙しているのも結構いる。なので流石に日本人の僕が邪魔するのもと思い外に出ました。
さてお次は人生で見た中では一番美しいモスクではないでしょうか?ステンドグラスでピカピカなナシル・アル・モスク。もうちょっと良いカメラを持ってくれば良かったと本気で後悔してます。
差し込んでくる光がメチャクチャ芸術的です。別名はローズモスクと言われているようです。

お次はナグジェロスタム。ペルシャ帝国時代の王墓が多く残っている場所。当時の岩山を削って彫刻にしたようです。2000年以上前だからすごい文明かと。ペルシャ人半端ないって。

バキル公衆浴場。250年前のペルシャ式銭湯です。いい味出てますが写真が少ない涙

豪華絢爛!バキルモスク。モザイクアートやタイルアートで装飾されたキラキラモスク。イランの建築物はどれを見ても本当に美しいと思う。

カリムカーン城塞も行ってみました。約300年前のザント王朝時代に建築されたものだそうですが城壁の外はピクニックスポットになってました。そういえばペルシャ人は公園や芝生のあるところでピクニックをするのが大好きな気がします。中国みたいにゴミも散乱していないしペルシャ人はマナーも良いかなと思ってます。信仰心があると違うのかな。

人が暮らしている住宅街もウロウロしてみます。中東経験者なら分かるかな?こういう場所を歩いていると色々おもてなしを受けてしまいます。これはイスラムの教えに旅人をもてなせ。というのがあるそうで、中東ではイスラム色が濃い場所ほどもてなしを受ける確率が上がる気がしてます。

色んな場所を回って楽しいシーラーズ観光でした。他にもあるのですがここでは書ききれないので気が向いたら別の場所で書きたいなと思います。
昔シーラーズにはプロ野球チームがあったそうですが既に解散していました。敵国アメリカのスポーツなので結局流行らなかったそうです。残念ですね。ペルシャ人は体格も良いので野球に向いてるぞ。
ダルビッシュとかペルシャ人の血を引いてますもんね。
ではでは!
次回はペルシャ湾沿いの小さな町ブーシュヘルへ行ってきます!