ダブリーズは140万人以上人口がいるイラン北部の都会です。住民の多くはアーザリーであり、アゼリー語が使われている。なのでイランの他のエリアほどペルシャ色が濃くなくちょっと違った雰囲気ですね。まぁペルシャ人たち同様に現地人は良い人たち。アルメニアとアゼルバイジャンは既に目と鼻の先です。

ダブリーズ観光です。珍しく博物館に行ったり普通に寺院を観光したりもちろんバザールにも行きました。バザール自体は中央アジア~中東では結構見かけるものでダブリーズのバザールも至って普通のバザールではありましたがとにかく巨大です。一回入って中に進んでしまうと方向感覚を普通に失ってしまい外に出ることが困難になってしまいます。
ほかの国のマーケットと同じで売っているものの種別ごとにエリアは一応分かれています。
日用雑貨からペルシャっぽいものや絨毯や食料品などなど。ダブリーズ市民の生活にはおそらく欠かせないもので1000年前からほぼ同じ状態で存在していたのかと思うと感慨深いですね。

自然の光が取り込まれるような仕組みになっていたり、中の設計なんかは昔の中東といった感じでタイムスリップしたような何とも言えない感覚になります。
基本観光客向けでもないのでペルシャ人やアーザリーの日常もうかがい知れます。ここで少しお土産も買いましたが公園に全部置き忘れてしまい結局持ち帰れずです。

行動を共にしていた重慶のお姉さんはここでお別れ。少し南下したザンジャーンという町に行くようで熱い抱擁のあと連絡先を交換してお別れしました。以降中国やマレーシアで再会することになります。
このエリアは近くに世界最大の湖であるカスピ海があるおかげでイランの他のエリアと違って割と湿気が高く緑も豊かです。今までは茶色い風景ばかり眺めてましたがここからは緑豊かなエリアです。やっぱり緑を見ているのは心が落ち着くかな~と思います。

さていよいよ夜行バスでアゼルバイジャンのバクーへ向かいます。
噂ではオイルマネーで潤ったピカピカの町だそうです。
楽しみですね!
ではでは!
ホダーハフェズ