バスの中で目を覚ますと、、、イランーアゼルバイジャンの国境へ到着です!
アゼルバイジャン大統領の写真と国旗がお出迎えです!国境って何故かワクワクするよな。
というわけでアゼルバイジャン、グルジア、アルメニア、自称ナゴルノカラバフ共和国のカフカスシリーズをスタートです!
ちょっとアゼルバイジャンを紹介。

- カスピ海に面していて南はイラン、北はロシアとジョージア、西はアルメニアという立地
- 宗教はイスラム教シーア派だけどトルコ同様世俗派なので縛りは緩い
- 民族はトゥルク系が90%。政治的にも人種的にも言語もトルコに近い
- 隣国アルメニアとはナゴルノカラバフを巡り紛争中(今でも結構ドンパチ)
- 石油マネーで金満国家
- 人口は約1000万人で我が神奈川県とほぼ同じ
中国北京でアゼルバイジャンを超苦労して取得していたのですっかり入国で問題が出ることは全く予想していなかった。みんなすんなり通貨だけどビザに難癖がついた僕だけイミグレ通してもらえず。
別の係員が俺のパスポートを持ってどこかに消えてしまう始末。。。。
旧ソ連系特有の賄賂要求かと思ってたらそうではなくて普通に北京大使館発行のビザを見るのが始めてでしかも手書きビザを見たことが無いらしく慎重に審査となったようで、北京大使館にも電話で問い合わせをしているよう。
バスの他の乗客はとっくにイミグレを通過してアゼル側で待っている。こっちを睨んでくるあぁ視線が痛い。イラン入国のときもそうだったけど、北京発行のビザがどうも信用できないらしい。
待つこと1時間。バスの運転手がロシア語でこっちに何かを叫んでる。さらに待つこと30分。。。
尋問が始まる。
お前は本当に日本人か?
じゃあなぜ北京でビザを?
入国目的は?
イラン入国時と同じパターンが来た。そういえばアゼルバイジャンも中国人が増えてきて入国制限しているって言う話を聞いたことがあるなぁ。すったもんだしまくり2時間かかりましたが何とかアゼルバイジャン入国!
が・・・・・・・・
バス・・・・は?? どこ??
どうやら待ちきれずに先に行ってしまったようだ。運転手が叫んでいたのはそういう事だったのね。てか荷物全部バスの中なんだけど。手ぶらの旅人です。パスポートと銀行カードは持ってたから案外危機感はなかったけど。
と思ったら後続のトルコ⇒バクー行きのほかのバスのおっちゃんが笑いながら話しかけてきた
君も災難だったな( ´∀` )まぁオレのバスに乗っていきなさい。オレたちもバクー行きだから。
ムスリムならではの髭もじゃもじゃのオヤジが運転するバスに乗り込む。どうやら元々乗ってきたバスの運転手が後続バスに事情を話しくれていたらしい。いや~助かった。
旅中に困った顔をして立ち尽くしているとどこからともなく助けが来るのは本当にどこの国でも一緒だね~感謝感謝。
国境からはバスで3時間ほどで。バクー到着!!!バスターミナルに自分が元々乗ってたバスがいて運転手が笑いながら僕の荷物を渡してくれた。東南も無く本当に助かった。
バスターミナルで両替してと。ちょっと腹ごしらえ。
小さい食堂はほとんどトルキッシュレストラン。まぁトルコ系の国だからねー
味はまぁまぁトルコ料理ってそういえば世界3大料理のうちの1つだったよね。ん。まぁ。うまいよ。

次回から本格的にアゼルバイジャンを動き回ります!ではでは!