20時間にも及び列車の旅。車だと2500キロで24時間かかるようです。
となりはおよそ17歳の少女。なんでも西安に出稼ぎに行くんだとか。
10代にして何とも立派です。同じ機種の中華スマートフォンを使っていたのでお互いなんとなく親近感。食堂車で豪華な食事でもご馳走しようと思ったけど銀行でお金おろすの忘れてた。
手持ち金は日本円で100円ほど。残ったジョージアマネーは使い物にならない。なんにも買えねぇ。。。ペットボトルの水を2本買って終わっちゃった。
腹減った。。飢えを極端に恐れる中国人は列車に乗るのに何故か大量の食べ物を持って乗り込んで常に何かを食べているイメージ。向かいのオジサンになんでなにも食べないのか何度も聞かれる。。
しょうがないので腹がへっていないと答える。
金が無いとかいってしまうと絶対おごってもらうことになってしまうのでそれは何となく申し訳ないと。。。でも何度も横にいる少女にお菓子を分けてもらっちまった。この車両おそらく千人以上乗客がいるとおもうがその中でもトップクラスの金の無さだろう。

ちなみに第二次シルクロード探検記2012年の話なので10年前です。今の中国は新幹線のような高速鉄道が主流になっているのでこの写真のような若干のカオス的な感じもなく綺麗さっぱりしてしまってます。スマホが普及したことによって乗客同士の会話も少ないので上記のような会話はほぼなくなってしまっているのは少し寂しさを感じています。
空腹に耐えていると早朝に西安到着です。
観光都市なのでユースホステルもあっさり見つかりました。ドミトリーですが他に客がいないので結局独り占め。
やはり旅の最大の目的は「食」西安はご当地グルメが豊富なんです。
左上が西安名物の羊肉泡馍です。羊春雨スープにちぎったパンのようなものがはいっています。
イランのアーブグーシュトにちょっとにてるね。

その他もろもろおいしいものはあるんですが3日連続で食べてしまうとかなりキツイ。。。。
西安の食べ物は味が非常に濃くてたまに食べるのなら問題ないけどさすがに毎日はキツイ。。
ちなみに基本中国の北京から西の地方でおいしいといわれているものは結構ムスリムフードが多いことに気が付く。西安名物といわれると言われるものも基本的にはムスリムフード。
日本ではあんまり身近な存在ではないけどイスラム文化って世界中広範囲に分布しています。
さていよいよ
古都西安観光を本格的にスタートです!
ではでは
再見!!!!