さて以前はシルクロードの起点とも言われていた西安(現在は河南省の洛陽と言われています。)には歴史と文化ロマンが満載。
日本とも結構なかかわりがありまして古くは阿倍仲麻呂が西安にいたり空海がいたりとなかなか興味深い。流石唐の時代にはすでに建築されていた大都市でございます。郊外には空海を記念したお寺がありました。

阿倍仲麻呂を記念したオブジェも市内の公園にあります。

三蔵法師を記念している寺もありました。今回の長期旅行は結構三蔵法師ゆかりの地も訪問していることになります。

色んな歴史上の著名人が西安を訪問していますね。当時の西安は世界的な大都市で留学の最有力候補地になっていたことが伺い知れます。
古い仏教関連の物は見ごたえがあります。仏教芸術にとりわけ興味があるわけではないけど
やっぱり美しいと思う。またなぜかお寺にいると心が休まる感じがしています。

あと忘れちゃいけないのが兵馬俑ですね。圧巻です。こういうのを見るとやっぱり古代中国はすごかったんだなと思う。秦の始皇帝すげーやつだったんだなと。一人であの世に行くのが寂しいだろうからとこれだけの人形をと一緒に埋葬してしまうとは。

久々に価値のある世界遺産を見ました。基本的に日本の歴史教科書や地理社会の教科書にも書いてあるものが盛りだくさん。西安市内はいたって普通だったな。古都をアピールしすぎてて客引きも多くてうそつきも多くて非常にウザイ。
観光客向けのグルメストリートではムスリムのドゥンガン人の店がずらりと並んでいてそれなりにご当地グルメを楽しむことができます。写真真ん中の揚げ餅が最高においしいです。西安は全体的に味が濃い目なので3日目にはちょっと辛くなってきます。。。たまに食べると美味しいと感じますが。。

4日間ほど滞在した西安ともお別れしお次は湖北省です。
徐々に最終目的地の広東に向かって南下していきます。
西安からは列車で14時間ほど。
一晩眠れば湖北省の武漢に到着です。
ではでは!
再見!