2010年に大連で生活していたころに中国の中原エリア(河南省と湖北省)へ行った時の出来事。2010年年末休み。まずはずっと行きたかった河南省へ向かいます。

飛行機で約二時間。距離にして1500キロくらいだったと思います。
中国国内での河南省の評判と言えば。。。。詐欺師。嘘つき。。。。半グレ。。。治安悪い。。。エイズ村。。。等々中国人の口からは良い話が聞こえてくることは少ないです。

31日大晦日の早朝出発です。2010年最後の日は酷寒でした。マイナス10度越え。強風。前日は大雪でしたので飛行機が飛ぶか非常に心配でしたが何とか定刻通りのフライトでした。
10時に河南省の中心地である鄭州に到着です。中国各省の中心地と言えば人口数百万から千万を超えるかなりの都会なんですが。鄭州は何というかいわゆる地方都市のような感じでした。
名物は中国全土でも知られている燴面というきしめんのような幅広麺を食してみます。日本のきしめんのようなコシが強いわけではなくどちらかというと山梨県のほうとうに近い触感だと思います。スープは羊骨からだしを取っていて中々コクのある味わいです。一言で言って旨し。流石麺大国の中国です。

現在の中国の都会は海岸線にあることが多いですが河南省をはじめとする中国の中原エリアは歴史も古く古代中国の大都会や文化の多くはこのエリアでした。したがって古い街が多く残っているので探索を始めてみたいと思います。
鄭州から1時間ほどの場所にある開封へ行ってみます。開封は古代にイスラエルから移住してきたユダヤ人が土着していた場所でもあります。現在はすっかり中国に同化していたりイスラエルにすでに戻っていたりするので見た目でユダヤ人と分かる方を見かけることはありません。苗字は金を名乗っている方が多いので開封付近で金さんに出会うことがあったらユダヤ人の末裔かもしれないですね。
開封に到着です。町全体が京都のように中世の雰囲気が保たれています。一瞬でタイムスリップをして中世の都会に紛れ込んでしまったような感覚になってきます。

まちはさほど大きくないので歩いて大体の場所へは行くことが可能です。ここでは街の雰囲気を楽しみたいと思います。
大晦日なのに全く賑やかでないのは中国では旧正月を祝うんですよね。なので元旦はあんまり新年を迎えているって感じがない。
夜は中国では珍しく屋台が大量に出ていたので爆食いをします。

開封の小籠包は上海のよりもおいしいと感じます。スープの味の深さが開封の小籠包は素晴らしい。もち米でできたカラフルな八宝飯も最高においしい。甘い味わいがうれしい。

2010年最終日はめちゃくちゃ充実してましたが、3年連続で中国で新年を迎えてしまいました。
お節とかお雑煮とかが恋しい感じです。
今までいろんな中国の古い街へ行きましたがトップクラスで好きです。
昔ながらの賑わいを感じることができて美味しい食べ物も大量に存在しています。
おすすめの観光スポットなのでぜひ行ってみてください!
次回は!クリリンに会いに少林寺へ!
ではでは!
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