これは2011年大連在住時代の出来事です。2011年の回想録も後半戦に差し掛かってきました。
華東=中国の東側という意味ですね。今回は上海経由で無錫→蘇州→浙江省の銭唐江を回ります。上海まで飛行機で行きそこからは340キロ出る高速鉄道で無錫まで45分ほど。金持ち華東エリアは高速鉄道網や町の発展が遼寧省の大連とは別格です。


江蘇ペガサスの施設へ訪問させていただくことになりました。本拠地は江蘇省の無錫というところにあり、ペガサスは日本の千葉ロッテと業務提携をしていることもあり当時は千葉ロッテから派遣された園川が監督をやっていて投手コーチは伝説の台湾投手の庄勝男がやっていた関係で、私の知人が園川の通訳をやっていたので特別に招待をされて施設内部で練習を見させていただけることになりました。
中国プロ球団は基本的には中国の大都市に1球団といったイメージ。北京タイガース、上海イーグルス、河南エレファンツ、四川ドラゴンズ、広東レオパーズ、そして今回見学する江蘇ホープスターズ。
中国の強豪名門チームです。今回は投内連携、シートノック、紅白戦とブルペンを間近で見学させていただきました。紅白戦は直接1軍VS2軍でしたね。
中国野球のレベルをよく聞かれるのですが例えが結構難しいです。代表クラスの人は日本の実業団でもトップクラスもしくは日本のプロの2軍クラス。00年代の中国のエースだった吕建刚なんかはもしかしたら日本の一軍でも行けたかもしれないレベル。中国各球団の1軍レベルの選手は・・どうだろ、野手は日本の大学の2部リーグレベルかな?慶応早稲田や東海大学や亜細亜大学ほどのレベルは無いかな?1軍投手は恐らく甲子園レベル。変化球が2-3種類で球速が135-140の間でコントロールもばらつく。
2軍選手はまぁ。。。高校野球県大会のベスト8レベルといったイメージです。
中国プロ野球の練習を間近で見ることができるのは非常に貴重な機会なのでじっくりと見させていただきます。
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ホープスターズは流石金持ちエリアの無錫だけあって中国で最も良い施設を持っている球団でもあります。公式戦でも使える球場が2つあって、巨大な室内練習場合宿所すべて完備。

1軍と2軍の試合を見ていると、とにかく守備が微妙。特に2軍のキャッチャーのデブ。下手すぎ。日本で言ったら中学2年以下。恐らく僕がやった方がマシ。何故クビにならないのでしょう・・・・野球でメシが食えるなんて幸せ。
ブルペンを見ていると千葉ロッテで活躍した台湾の伝説の男、庄勝男さんが死ぬほど流暢な日本語で気さくに話しかけてきた。チーム事情や投球技術について色々気軽に話してくれました。やっぱり一流の人間てこうじゃなくちゃね。腰が低い。メッチャ良いおじさんでした。僕は最初結構ビビったけどな。
名門と書きましたが2011年時点ではそれほど強くなかったのですが庄コーチなどの指導もあり数年後には巨大戦力を有する優勝常連のチームへ成長します。
ライト守ってた中国代表の人は鬼肩でした。やばかったっす。
今回のブログはここまで。
次回は日本人にも有名な蘇州へ行きます!
ではでは!