これは2013年佛山在住時の出来事。今回は僕が働いている会社の兄弟会社もある広東省東莞市へ週末トリップです。
東莞市は香港より少し北上した場所にあります。

東莞はトリップをしに行くような町ではなく東莞市にわざわざ行く理由の多くは以下だと思います。
- 兄弟会社工場若しくは子会社工場への出張
- 工場向けソリューションを提供する営業
- グヘへ・・・・な遊び
- 出稼ぎで工場に入社

東莞市MEMO
- 外資系工場が多く湖南省や四川省からの出身者がやたら多く辛い物を出すレストランが多い
- 香港人投資の会社が以前は多く香港系のファミレスも多い
- 人口:約1000万(しかしかなり流動的)
- GDP:16,180百万ドル(モザンビークと同じくらい)←なんか少ない気がする・・
- 主要観光地:各種広東伝統建築がある古い村
- 日本企業は約500社(もっとありそう)
多くの工場の間には広東伝統的な村が多く存在しているので広東文化を堪能するために行ってみます。
広州東駅から新幹線で30分で東莞市石龍鎮というところへつきます。

石龍の駅からは普通の路線バスで30分、バイクタクシーで10分ほどで茶山鎮にある目的地の南社明清古村落に到着します。見事な伝統建築が広がっているのでそのままにするのはもったいないということで少しずつ観光地化がされてきており東莞市や広東省の観光ガイドブックに載っていたり国家AAAA観光地に認定されたりしていますが、やはりマイナーな観光地で週末ですが観光客は僕一人です。

この村は約800年前から存在しているとのことで明の時代から清の時代にかけて栄えていたようです。広東様式定番の屋根の両側に丸い耳がありますね。
このエリアの人はやはり先祖進行が昔からあるようで家系図が各家にきちんと保存されていたり左下の写真のように先祖を祭る祠が多く32か所もありました。
広東や客家やスワトウ人は中国の他のエリアに比べて一族(血のつながり)が非常に重要視されているような気もします。地場企業で育っている会社の大半は一族経営かと思われます。
なぜそうなったかという歴史的背景はもう少し深堀して調べる必要がありますのでいずれ分かり次第発表したいとおもいます。今回は真面目な日帰り旅行なのでグヒヒな遊びはしませんでした(笑)
今回のブログはここまで。
次回は江西省へのトリップです。
ではでは!