これは2013年佛山市在住時の出来事。再び週末小トリップでございます。佛山市から100キロそこそこ西へ移動した場所にある肇慶市へ行きます。有名な観光地の七星岩は今回パスです。
肇慶市の概要については以前のブログを是非ご覧ください。https://noriotravel.tours/?p=1990。
七星岩が有名すぎて市内を観光する人があんまりいませんが実は地味ながらも味のあるスポットがいくつかあるので見に行ってみました。
佛山のバスターミナルから肇慶市内まで1時間半ほどですので週末日帰り旅行にはうってつけです。
まずは広東最古のモスクと言われている城東モスク。建築された年代や名前の由来は不明ですが広東最古と言われております。中国は意外なほどイスラム教徒が多い国で街中でも普通に見かけることが多いです。広東省はイスラム教黎明期の1400年ほど前から海のシルクロードを使い中東やインドなどと貿易をしていたということなので比較的イスラム教の流入は早かったといわれています。

意外とこじんまりとしたモスクです。清の時代や80年代にも修繕されているのでもしかすると原型は既になくなっているかもしれません。

そして肇慶は実は城壁都市でもありました。中世からある都市は大概城壁都市だと思われますが保存状態が良い街というのはそれほど多くない中、肇慶はきちんと残っています。観光地化されていないのがもったいない気もしますが観光客もおらずのびのびと観光することができます。

中々どうして。古都という雰囲気がムンムンで週末でこれる場所にこんなところがあるとは意外です。
そして街中はこんな感じです。広東の他の都市と同じように中華民国(南洋風)の街並みが残っています。西洋と広東の文化が混ざった感じが素晴らしい。日本で言うところの文明開化の風を感じます。

夕食は名物の巨大チマキを食しました!充実した週末は月曜日の仕事の活力になります!
今回のお話はここまでです。
次回の記事は順徳でブルースリーの足跡をたどります。
ではでは!