中国 青海省 旅行

中国 2013年旅行の超メインイベント-黄河文明の黄河の源流への旅④ドラゴンボール世界の貴南

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これは2013年佛山市在住時の出来事。高山病に耐えきれなくなり黄河上流の瑪多県を離れます。

朝7時発の1日1本しかない西寧行き長距離バスを逃してしまいます。ここは20数件しか家屋がないような超田舎の村ですので他に交通手段がありません。残るは舞空術を使うか高速で自分で走るかヒッチハイクしかありませんでした。

村人から一応ここは国道だから車どおりはそこそこあるからヒッチハイクするといいよと言われたので人生初のヒッチハイクを中国の奥地でやります。行き先も滅茶苦茶遠い省都の西寧ではなくドラゴンボール風やグランドキャニオン風な景色が見れる海南チベット族自治州の貴南県を目指すことにします。

ラッキーなことに30分で車がつかまりました。チベット人のオジサンたちで中々中国語で会話が成立しませんでした。日本人だというと中々珍しかったようなのと遠くから来てくれてありがとう的な感じで色々食べ物をもらいました。(高山病で全く食べたくなかったのですが・・・)

車は有料ですが、因みに公共交通の少ないこのエリアでは有料ヒッチハイクはごく日常的に行われているとの事でした。

ラッキーなことに興海県まで一気に運んでいただけることになりました。100元興海県まで行ければ小型バスが貴南県までは多く出ているとのことです。100元(当時1600円ほど)払いましたが300キロ近く走ってこの金額なら全く問題なしです。

無事に興海県でミニバスに乗り換えます。ここから見える車窓が絶景すぎるので途中でバスを下車してしまいます。眼下に広がるのは感動的な絶景の荒野です。

この近辺には村すらありません。全くの無人地帯です。ドローンがあればとてつもない風景を撮影できたのだろうと後悔してます。ベジータと悟空が戦っていても違和感がない風景です。実に素晴らしくバスを道端で途中で降りて10キロほど徒歩で移動しました。滅茶苦茶大満足です。

しかし高山病の頭痛がまだ治っておらず限界が来たので次のミニバスを道端で無理やり止めて乗せてもらいます。30元ほどだったと思います。

貴南県もそれほど大きな町ではありません。中心部は10分ほどあれば全て見ることができると思います。街中にいるのは半分はチベット族の方々かと思われます。

15分も歩けば景色はこんな感じです。このような地形は母なる黄河は土砂を運んでくることで出来たとのことです。牛さんが闊歩するゆったりした世界が人がっていました。

夜は9時も過ぎれば道から人はいなくなってしまうような健康的でのんびりした町です。

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ホテルは100元で安く泊まることができました。恐らく町一番のいいホテルでしょう。ホテル名は忘れてしまいましたがチベット族のスタッフも新設でのんびりと過ごすことができました。

今回のお話はここまで。

次回は西寧~湟中~湟源でチベット仏教寺院を見学です!

ではでは!

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