中国 2013年旅行の超メインイベント-黄河文明の黄河の源流への旅⑤湟中~湟源でチベット寺院見学

投稿者:

これは2013年佛山市在住時の出来事。前回ブログのドラゴンボール世界から一旦省都の西寧に戻りチベット仏教寺院を回ることにします。

今回行く湟中区と湟源县はいずれも西寧市に属していますが郊外にあるのでバスで1時間ちょっとかけていきます。時間が厳しい方は西寧市内各地の旅行会社が1日ツアーを出しているので利用してみるのも手だと思います。

中国 青海省

まずはチベット仏教世界で非常に著名なタール寺がある湟中へ向かいます。チベット仏教のゲルク派開祖のツォンカパの生まれた場所とも言われています。ゲルク派の六大寺院のうちの一つで600年以上の歴史を誇っているので青海省を観光する多くの人が訪れています。

青海省のバスは相変わらず故障が頻発です・・・黄河頂上に行くバスに続いてまたも故障・・

2時間かけてタール寺に到着です。仏教に大きな教を示したことはありませんが仏教芸術はいつもながら素晴らしいと思います。またチベット人たちが描くタンカ(仏教絵画)はいつ見ても素晴らしいと感じます。すっかり観光地化しているので厳かな宗教施設という印象は全くありませんでした。現場にいるチベット僧たちも特に真面目に宗教をやっている感じはしません・・まぁ表面上見た感想ですが。

中国 青海省

タール寺の規模は非常に大きく全部をしっかり見ると1日はかかってしまうかと思います。僕は半分ほど見て満足してしまったので次の湟源県に向かいます。

【アイリスオーヤマ公式オンラインショップ】アイリスプラザ

同じく多くのチベット僧たちがいるエリアで賛普林卡(ザンプリンカ)へ向かいます。こちらはタール寺とは違い結構マイナーな観光地。観光客もあまりいませんでした。とはいえ賛普林卡もチベット仏教世界では重要な拠点のようで世界で唯一のチベット王寺院。8大教派を集めたもので他のチベット寺院とは一線を画すという意味では一見の価値はあると思います。よくあるチベット寺院では見かけることの少ないガネーシャ?かな?堂々と鎮座していました。

中国 青海省

続いて全く予定になかった丹噶尔古城です。たまたま賛普林卡の見学を終えた後徒歩圏内にあることが分かったので古い街を見に行ってみます。よくある中国北方の地方都市にある城下町といったイメージです。こういった街を散策するのは結構好きです。日本で言うと川越の小江戸みたいな感じですね。

中国 青海省

西寧に戻って最後に美味しいものを爆食いして青海省最後の夜はムフフをして広東省に無事戻りました。帰りもファーストクラスです。キャビンアテンダントの態度が全く違います。

日本以外の国で良いサービスを受けたければそれ相応の出費は覚悟しないとということですね。

多くの日本人は対価以上のサービスを提供したり受けたりすることが当たり前すぎなんですよね。つくづく日本で暮らせるのはありがたいと思うと同時に日本社会を維持するには相当な犠牲を払っているなとも感じます。どちらがいいかとは判断できませんが。

今回の旅はこれでおしまいです。

次回はマカオです!

ではでは!

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です