これは2014年佛山市在住時の出来事。いよいよ今回の最終目的地であるブルネイ・ダルサラームへ陸路で入国をします。
日本人はマレーシアとブルネイへの入国にはビザが不要なので今回の方法は楽に行けるのですがビザが必要な中国人などには難しいかもしれません。それはこの地図を見れば一目瞭然。

ブルネイの国土は2つに分かれてマレーシアに刺さるような形になっており、陸路で首都のバンダル・スリブガワンへ行くには(①マレーシア出国→②ブルネイ入国→③ブルネイ出国→④マレーシア入国→⑤マレーシア出国→⑥ブルネイ入国)となり入出国を繰り返しながらかなりの時間をかけて行くことになります。正直死ぬほどめんどくさいです。ブルネイロイヤル航空がコタキナバルから直行便を出しているので飛行機で行くことをお勧めします。近いので45分ほどで到着します。。。
コタキナバル郊外のバスターミナルからバンダルスリブガワン行きの直通バスは出ています。しかし上記理由から利用者はあまり多くないようで乗客は私一人で運転手は2人の客家人でした。中国標準語も話せる人だったので会話が弾みます。

運転手のオジサンは既に華僑三代目だそうで、先祖は広東省の梅州だそうです。客家人が集中しているエリアですね。
さて、日本人の方にはブルネイ・ダルサラームはあまり馴染みが薄く行く方も少ないかもしれませんので少しだけ紹介します。
- 簡単に言うと金持ち国家。基本みんな自家用車で移動のため公共交通インフラが弱い
- 第二次世界大戦中は日本とも色々あったがブルネイ王室と日本は実はかなりの信頼関係にあった
- イスラム教の国なので禁酒の国
- イギリス連邦加盟国
- 石油と天然ガスを大量保有でお金持ち
- スルターン(王様)が権力を握っている
- 国としてはちょっと親日。だけど国民たちの間では日本の認知度はあまり高くない?
- 一人当たりGDPランキングは24位で日本よりちょい上。
- オーストラリアに自国国土よりも広い農場を持っているらしい

個人GDPはかなり高い方になるのですが旅行で行ってみるとさほど物価が高いようには感じませんでした。(他の東南アジアよりは高いよ)なのでブルネイ人の暮らしはストレスはかなり低いのかな?と思います。ブルネイの一人当たりGDPは物価の高いイギリスやフランスや香港とさほど変わらないんですよね。
ブルネイへの最終入国地点(2回目の入国)です。国際バスに乗る人は僕一人でしたが出入国する人が少ないわけではないんですよね・・・入国するのにもかなり時間がかかります。
僕がどこの国へ入国するときも同じなのですがパスポートのページを1枚1枚めくられて各国の入国スタンプやビザについて色々質問をされてしまいます。
疑われるというよりも入国審査官のただの個人的な興味なんですよね・・・海外旅行回数が多い人はこんな問題結構あるんじゃないですか?これを6回繰り返すのはかなり精神的にも負担です。(①マレーシア出国→②ブルネイ入国→③ブルネイ出国→④マレーシア入国→⑤マレーシア出国→⑥ブルネイ入国)

パスポートが出入国スタンプまみれになったところでやっと首都のバンダルスリブガワンに到着です。
既に夕方になってしまっているので宿の周辺を散策してみます。町の雰囲気などはマレーシアとそれほど大きな差は無い気がしてます。まぁ、、ブルネイ人もマレー系ですしね・・
バンダルスリブガワンはかなりコンパクトな街です。基本独裁に近い政治ですがゴリゴリに市民を圧迫するものでもなく経済活動も割と自由な雰囲気。国王も尊敬されているっぽい。

晩飯は普通に地元民が集まっているローカル食堂で適当に食べます。インドネシアやマレーシアのナシレマクにそっくりなご飯セットです。マジで「ごはんを食べる!」って感じですよね。
こういうローカル日常食が異様においしく感じます。

今回はブルネイ入国変でした!
次回はブルネイ観光開始です!
ではでは!
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