台湾 旅行

台湾 中国本土から約2キロしか離れていない金門島とは?金門旅行②伝統が息づく村へ

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これは2014年の出来事。前回は福建省のアモイまで行き船で金門島までやってきた所まで書きました。いよいよ観光開始です。中国大陸側は大躍進政策や内戦や文化大革命などで伝統文化が大きく損なわれてしまった側面がありますが、台湾の田舎では結構伝統文化や古い建築物が残っていたりします。

まずは閩南建築が多く残された水頭という集落が港から近くにあるので路線バスで向かいます。島自体はさほど大きくないのでバスで10分ほどでした。

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閩南というのは福建省南部の事。閩=福建省の古称です。台湾の文化の多くは福建省由来のものでアモイ周辺で話されている閩南語と台湾語はほぼ同じです。
水頭集落は典型的な閩南様式の村でこの文化を保存していこうと大切にされております。

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赤い屋根と屋根の両側が跳ね上がっているのが特徴で建築物全体も赤みを帯びたものが多いようです。世界遺産にもなっている福建省の泉州旧市街でも同様の特徴は見て取れます。
水頭集落は普通に人が住んでおり生活感も漂っております。
僕ら観光客は現地の人に迷惑をかけず静かに行動しましょう。

次の村へ行こうと外れをプラプラ歩いていると賑やかな車の一団が。荷台には人形が。何かの祭りだと思ってついていくと・・・・葬式でした。
確かに福建や広東東部、台湾本島の葬式ではこういうのがあったことを思い出しました。

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ちなみに台湾本島では水頭集落のようなものはあまり見かけることが少ないかもしれません。というのも閩南人が台湾本島に移民してきた歴史は金門に比べれば圧倒的に最近です。

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昼食はもちろん閩南系のもの。左は閩南式ミニ牡蠣いりそうめん。台湾本島のものよりも味がかなりあっさりしており、中国大陸寄りの味でした。
右は台湾でよく見かける肉圓です。ゼラチン?に肉が入っている不思議な食べ物。僕の大好物でもあります。

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夜は少し賑やかな金城に泊まります。ホテル代は650台湾ドル=3000円ほど。なかなかボロい汚いホテルですが僕は気にしない方なのでチェックイン後は少し町を歩いて夕食を取ります。2泊しました。

宿周辺をうろついてみます。中々賑やかですね。
個人商店がまだまだ元気なのは田舎中華圏の特徴ですね。

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大陸に近いとは言え台湾なのでコンビニなどで売っている商品は全て台湾です。夕食は台湾式そぼろご飯、屋台天ぷら、台湾ビールと各種香辛料で煮込んだ台湾式モツ煮込み麺入りスペシャルです。モツ煮込みはかなり八角が効いていて日本人の間では好みが別れるかも。

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今回のお話はここまで。

閩南文化や歴史が主でした。

次回ブログの金門のお話は軍事関係がメインになります!

ではでは!

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