これは2014年の出来事。前回ブログまでは佛山在住と書いておりましたが2014年10月より現在暮らしている広州に引っ越しております。
今回は台湾です。日本人の多くの方は台湾と聞くと台湾本島の台北や高雄などを想像されるのではないでしょうか?
台湾には本島以外に多くの離島が存在しています。台湾管轄なので基本は台湾風味で教育も台湾式教育なので台湾人です。独自の文化を持つ島や伝統文化が息づいたりもしています。

今回行くのは中国大陸に最も近くアモイ市からわずか10キロ、アモイから船で45分ほどの金門島へ行きました。

福建省のアモイ市の真横です。本当に至近距離にあるのですが台湾管轄で中国大陸側は過去に国民党(台湾側)との激しい戦闘を数度繰り返していますが攻略することはできず2022年現在に至っても実効支配は出来ておらず台湾が管轄。
元々は福建省の泉州管轄の島でしたので文化も言葉も福建南部そのもので、伝統文化などは中国大陸よりも守られているかと思います。
しかし、、、個人的には金門島が中国大陸の手に渡るのは時間の問題なのではと考えております。そもそも中国大陸から僅か2.1キロ。物流などは台湾本島よりも大陸の方が便利であることと、金門島のトップがどちらかと言えば親大陸派で水を海底ラインを通して中国側から提供されていたり、更に電気も大陸から買い大陸と橋でつなぐ計画を立てているようです。
台湾の政府からすると中々看過できないような話でもありますが実際に住民たちの水不足も現時点では解消され、、大陸との取引で潤う人間も増えており、また高層ビルが立ち並ぶアモイの発展状況を見て大陸も悪くないと考えている人がかなり多く存在しています。(これは実際に現地の人達と色々話中で感じたことです)
広州から出発です。広州東駅から夜行列車でまずはアモイへ向かいます。約10時間ほどの寝台列車の旅です。このころから列車チケットもオンラインで買えるようになったので席が取れないといったことはあまりなくなりました。

アモイ高崎駅へ到着後は路線バスで15分ほどかけて五通国際港へ行きます。ここから金門島へ船で向かいます。まずは中国を出国です。一つの中国を主張しているとは言え台湾と大陸は現状分かれている状態なので大陸を出国、台湾へ入国となります。

中国出国しているので港の中には免税店がありました。台湾はタバコが高いので免税店があるのは非常にありがたかったです。船のチケットは約3000円ちょっとでした。高いな。
時々日本人観光客もアモイから金門へ行っているようで、物珍しがられることも無く出入国は非常にスムーズに行きました。アモイには日系企業が多く日本人も多く住んでいるからかな?
僕は中国大陸から行きましたが日本から行く場合は2パターンだと思います。
- 日本各地の空港→台北→松山空港から飛行機で→金門
- 新東京国際空港→アモイ→船→金門
中国大陸からもしくは日本からの出発にかかわらずアモイ経由が行きやすいかな?と思います。東京からはアモイ行直行便も多く出てますしね。
今回のお話はここまで。
次回から金門観光本格的に開始します!
お楽しみに!
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