これは2015年2月の出来事です。いよいよ極東最大の都市で中国とも国境を接しているハバロフスクへ向かいます。人口は62万人ほどいる極東最大の都市です。
列車で10時間、飛行機で1時間の距離です。ロシア全体でみるとほんの一部の移動距離ですがこれでも760キロほどあります。ロシアはとてつもなくでかい。ヤバすぎ。

【Yahoo!トラベル】取り扱い施設数が約17000施設!!国内最大級宿泊予約サイト
ウラジオストク駅から向かいます。旧ソ連各国は不思議なのですが駅に改札が無く自由にホームに出れてしまうのでよく見ていないと乗り間違えてしまいます。ウラジオストク駅には今回の旅では度々お世話になります。駅内部も中々ロシアっぽさが出ていて威厳を感じます。夕焼けを見ながら列車でまったりするのは中々ムードが満点です。

夜行列車はぐっすり寝たかったのでベッド席を買いました。チケットがロシア語のみなので毎回列車に乗るたびにまごついてしまいますが、ロシアの方々は不愛想に見えて中々親切です。そして夜行列車の中では大概ウォッカだったり旨いものをご馳走になってしまいます。大体どこの国の人もおもてなし精神は持っていますよね。ありがたい。
【Yahoo!トラベル】取り扱い施設数が約17000施設!!国内最大級宿泊予約サイト
早朝にハバロフスク到着です。酷寒。更に猛吹雪。ヤバいところに来てしまいました。駅舎はウラジオストク駅よりも立派なつくりでした。

ホテルに向かいます。ハバロフスクには約1000人の日本人シベリア抑留者がいたとされています。悲しい歴史でございます。ちなみに実はシベリア抑留者は日本人だけでなく中央アジアやベラルーシからも連れてこられた人がいたようです。レーニン広場の近くにあるこのホテルはシベリア抑留者が建設にかかわっていたようです。

抑留者が関わった建築物は他にも多く存在していて現在進行形で使用されています。抑留されて強制労働させられながらも立派で丈夫な建築物を作った方々には心から敬服します。
【Yahoo!トラベル】取り扱い施設数が約17000施設!!国内最大級宿泊予約サイト
昼食はちょっとこじゃれたレストランでビジネスランチです。日本円で1200円くらい。極上でした。ソーセージ入りパイ包焼、サリャンカ(野菜と肉の栄養満点スープ)、そしてデザートのロシア人のソウルフードのブリヌイ(ロシア式クレープ)。クレープメッチャうまい。そしてロシア人は本当にジャムが大好きな気がします。旨い。マジで。

天気が少し良くなったので観光です。日本の旅行サイトなどではメルヘン都市などど言われていますが確かに古き良きロシアといった雰囲気ですね。ちなみに左下の写真はアムール川、向かいは中国の黒竜江省の黒河市です。清朝と帝政ロシアの間で色々問題があり領土変更などがあったエリアです。

極東でエリア的にはアジアにかなり近いとはいえ、統治者が違えば全く文化も雰囲気も違ってしまってますね。マジでロシアでした。しかしロシア人はホントにタテもヨコもでかい。僕も強豪野球部出身なのでガタイは良いのですがロシアに来るとチビッ子になります。
【Yahoo!トラベル】取り扱い施設数が約17000施設!!国内最大級宿泊予約サイト
そして夕食はちょっとだけ高級なレストランに入ります。お会計で金が足りずメチャクチャオーナーのオバサンにキレられました。しょうがなく100ドル札をデポジットにしてATMにお金を下ろしに行きます。。。お客さんが多かったので金がないのはメチャクチャ恥ずかしかった。食事は極上よ。
チーズ入りハンバーグにロシア式のサラダとスープ。フルコースだ。うますぎます。ロシア料理は本当においしく日本人にも合います。旧ソ連のグルメは動画にもしてますので是非ご覧ください。

ハバロフスクは比較的大きな町で見どころもあるのですが360度真っ白になってしまうありえないくらいの猛吹雪に見舞われてしまい歩くことも困難になり写真が少なめですが全体的にはお気に入りの町です。郊外まで出れれば日本人墓地なども行くつもりでしたが自分の命がかかってしまうので断念。

ハバロフスクのお話はここまでです。
次回はハバロフスク周辺の町を回ってみます。
ユダヤ自治州のビロビジャンです!
ではでは!