投稿者: これは2015年2月の出来事。ユダヤ自治州があると聞き行ってみることにしました。
またも少ししか移動していないように見えますが列車で170キロ西へ移動しています。
移動はハバロフスク駅から短距離列車（エレクトローチカ）に乗っていきます。自動発券機で買えました。ロシアの場合はチケット窓口ではロシア語しか通じないので英語表示ができる自動発券機の方が買いやすい気がします。
ビロビジャンは1928年にユダヤ人入植地に設定されてからユダヤ人の移民が始まり1937年に市制が始まった時にビロビジャンと命名されました。極東の酷寒の地に行かされることを余儀なくされたユダヤ人たちはどのような思いだったのでしょうか？因みに新潟市と姉妹都市のようです。
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この町に降り立った最初の感想。寒い。マイナス30度を超えてました。駅舎はいかにも地方都市といった若干うら寂しい雰囲気です。僕が行ったのは2015年だったので何もありませんでしたが2017年からユダヤ人を救った杉原千畝記念プレートが設置されているようです。
この町の見どころは特にありません。まぁ地方都市と住宅街をふらふら歩くといった感じです。雪が凄すぎてあまり遠くへ行くこともできません。と言うか極東やシベリアは夏に行くべきです・・・
この町はやはり寂しい雰囲気が漂っているような気がしてます。人影もあまりありませんでした。古い木造家屋などが所々あるのと、いかにも共産主義国と言った感じの巨大アパートがある程度。
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ユダヤ人の町なのでフレイド（集会所）やシナゴーグ（ユダヤ教会）があります。こんな極東の地まで来てもユダヤの教義と伝統を守っているのは凄いですよね。これだけ民族アイデンティティを大切にする民族はあまり見かけないかもしれません。中には入れてもらえませんでしたので外観のみです。
昼食を取ろうと思ってもレストランもコンビニも見つかりません。かろうじて見つけた売店でピロシキと紅茶で腹を満たします。マイナス30度で飲む紅茶はホントにうまい。
日帰り旅行の予定でしたのでハバロフスクへ戻ります。バスも考えたのですが雪が凄いのでやはりエレクトローチカで戻ります。約3時間ほどの道のりです。風景はひたすら雪。これも悪くない。
今回のお話はここまでです。
次回は中国との貿易拠点にもなっているウスリースクです。
ではでは！