これは2015年6月の出来事。チワン族自治区は過去にも数度言っており潿洲島も今回で2回目です。
ただ前回は半日しかいることができなかったので記事にはできませんでした(涙)今回は2泊3日のショートトリップ。夜行バスで北海市まで行き船で島まで渡ります。
位置は結構ベトナム寄りで北部湾に位置している火山島です。

面積はさほど大きくなく普通の電動バイクでも充電無しで一周できたかと思います。タテに6.5キロでヨコに6キロほどの大きさ。
少々不思議なのが島民の90%近くが客家人。客家はまぁ簡単にいうと中国北方から戦乱を逃れて南に逃げてきた人たちで独特の客家語を話し日本人では考えられないほど血縁関係を重要視し客家料理という独特な料理を生み出し結構大物政治家を輩出(シンガポールのリークワンユー、タイのタクシン、台湾の李登輝や蔡英文、あと孫文とか鄧小平とかいろいろ)。
ちなみに台湾では政府によって少数民族に認定もされているようで地下鉄などのアナウンスでは中国語→台湾語→客家語→英語→日本語(場所による)が流れます。アナウンスが終わるころには次の駅に着いちゃいます(笑)
行き方は至ってシンプル。北海市内から3番バスで国際船便ターミナルへ。船で90分ほどで到着。島への入場料はこれを書いている2022年時点で約2000円ほど。

島側の港を出てすぐ電動バイクのレンタル屋さんがいくつかあるので、到着後港近くで電動バイクを借りることをおススメします。というのも公共交通機関も無くタクシーもほとんど無いからです。
あとはひたすら島の各スポットを回ります。全部回るのは難しいのでゆっくりと大体赤枠らへんを回ってきました。

まずはプロテスタント教会です。客家人は意外なほどクリスチャンが多いので客家人居住エリアは立派な教会が建っていることが多いです。チワン族自治区の建造物や教会は独特な色合いのものが多いですが素材は何を使っているのでしょうか?この教会も何か独特な雰囲気が。

外海だけあって中々透明感はあると思います。スキューバやシュノーケリングをする人もいるようで結構サンゴ礁がキレイとのうわさ。僕は水が怖い人間なので絶対やらない。

火山島なので特殊な地形になってて研究者も度々来ているとか。変わった地形を見るのは僕も好きですね。

広東ではほぼ見かけない魚を焼いてい売る屋台。広東人はなぜか焼いた海鮮を食べるとガンになると信じている人が結構いまして・・・中々うまいっす。

あとは綺麗な誰もいないビーチでビールを飲んでひたすらまったりダラダラ過ごします。時間を無駄にするの最大の贅沢ですよね。海もかなり透明で気持ち良い。

客家人だからというわけでは無いと思いますが、島の人たちはとても観光客を歓迎してくれ色んなおもてなしを受けることになります。中国人はおもてなし好きな方が多いのですが島民たちはその傾向が特に強いような気がします。
今回のお話はここまでです。
次回は・・・・三国志でも有名な四川省の成都へ!
ではでは!