これは2016年10月の出来事。ルーマニアを離れ以前からずっと興味があった魅惑のブルガリア。
何故ブルガリアへ行きたいと思ったのか?
- 何となく名前が良い
- ヨーグルトを食べたい(明治乳業さんの影響ですね)
- イスラムとキリストと社会主義のミクスチャーな文化
- 首都の名前が良い。(ソフィア)
とまぁ安直な理由です。
ルーマニアの隣国なので国際列車で行こうと思いましたがチケットが取れなかったので飛行機で行くことに。380キロほどしかなく1時間弱で到着。3000円ほどと安かったので今思えば飛行機で行くのが大正解でしたね。

飛行機は小型で中々ボロいプロペラ機でいかにも共産主義国風な感じで一抹の不安が。しかし朝食で出た機内食のサンドイッチはメッチャうまい。ヨーロッパで食べるパンは何故こんなに旨いのだろう?

機内のアジア系は僕一人で自分だけ違うというのは中々気持ちが良い。違うって素晴らしい。
高度は今まで乗ったどの国際線よりも低く携帯電話が普通に使えてしまいました。

空港から市内までは直通列車で30分ほど。そしてブルガリアはキリル文字。以前ロシアやカザフスタンなどの旧ソ連で鍛えられているので文字については問題なし。

まぁ入国して真っ先にやることと言えば宿へのチェックインと腹ごしらえでしょー。

エレガンスホステル&ゲストハウスのドミトリーへ宿泊。入口メッチャ分かりにくいですが主要観光地にも徒歩圏内でオーナー?の息子さんが笑顔で出迎えてくれます(笑)
一泊800円ほどだったからヨーロッパ最安値ではないでしょうか?助かります。

物価は全体的かなり安めで中国の大都市よりも全然安く財布に優しい国です。
寝る場所を確保したら飯!ブルガリアの食文化はオスマントルコやロシアやバルカン半島全体の影響を受けているので中々ミクスチャー。
ランチセット。ケバプチェという割れているひき肉を焼いたものは中東にかなり近い食べ物。主食がパンになっているのはヨーロッパっぽい。ヨーグルトスープは中東~東欧では結構普及。
付け合わせがポテトチップスとフライドポテト(笑)。味は思いのほか肉の味がしっかりしててGOODです。ヨーグルトスープも中東ほどキツイ味でも無くマイルド。出だしは上々!

治安の悪い町特有の淀んだ空気は感じません。至って平和な雰囲気ですが夜の公園は得体のしれない怪し連中やセクシーなタチンボさんがいましたがまぁ近寄らなければ特に問題なしですね。

日常生活をのぞいてみます。てか人少ない・・・天気も曇りなのでうら寂しい感じが漂います。ブルガリア共産党本部周辺(左上)は流石だなと。共産圏の政府や党機関は異様に大きくゴツい。

スーパーを覗いてみるとやはりハムなどの肉製品が多めね。ヨーグルトは流石!数十種類もケースに並んでおり何を購入していいのかが分からない。
適当に2種類買ってみると1つは異様に濃厚で酸味が死ぬほど強い。もう1つは薄い。。水にヨーグルトを溶かしたような。。うーん。どっちも酸味がかなり強い。本当に健康に良いのか?
結論:明治ブルガリアヨーグルトの方が圧倒的に旨い(※個人的な感想です)
夕食もブルガリア人の日常食を堪能。これで600円ほどだから中々安い。ミシュマシュという卵とチーズと玉ねぎなどを炒めた料理。チーズの味が中々濃く味わい深い。そしてヨーグルトスープ。

というわけで無事に入国し無事においしい食事にもありつけて順調なスタート!
新しい環境に来るとワクワクするよね!
次回は世界遺産のボヤナ教会やソフィア大聖堂を観光します!
ではでは!