これは2016年10月の出来事。ソフィアをちょっと本格的に観光してみます。
まずは郊外にある世界遺産のボヤナ教会へ。市街地からは約10キロ。この地図をみても分かるように首都ソフィアの市街地は半径約10キロほどの小さな都市だということが分かりますね。

まぁまずは朝食でしょう。中国と違い朝食専門店というのはあまり見かけずファストフード店やパン屋で朝食を食べます。よく分らず巨大なパイのようなものを購入したらこれが大当たり!
ヨーグルトがガッツリ入っており食感も軽く極上品質で最高の味わい。これと紅茶で完璧な朝食が取れました!

ボヤナ教会への行き方は数パターンありますが27番のトロリーバスと64番バスを乗り継いでいきました。約一時間ほどのショートトリップ。

残念ながら中は撮影禁止。外観は一見するとかなり地味で小さな教会ですが900年代後半に描かれたと言われているフレスコ画が非常に有名で世界遺産に認定。
息をのむほどの超絶素晴らしいフレスコ画に感動。宗教芸術ってどこの国でも非常にステキだなと感じます。
→フレスコとは?フレスコは、まず壁に漆喰を塗り、その漆喰がまだ「フレスコ(新鮮)」である状態で、つまり生乾きの間に水または石灰水で溶いた顔料で描く。やり直しが効かないため、高度な計画と技術力を必要とする。逆に、一旦乾くと水に浸けても滲まないことで保存に適した方法だった。(wikipediaより引用)

ランチはボヤナ教会近くにあるちょっとお洒落なレストランで高級カヴァルマを頂きます。

カヴァルマはブルガリアではかなりポピュラーな名物。激うまシチューです!肉と野菜を土鍋で煮込んでチーズを乗せて焼いたようなもの。旨すぎます。今回の旅行では断トツNO1。

同じルートで市内に戻り観光スポットを見学します。宿の近くの都心部に集中しているので全て徒歩で回れるのが便利。こうやってみると今住んでいる広東省広州の10分の1以下の規模感かも。

まずはアレクサンドル・ネフスキー大聖堂。ソフィアのシンボル的存在で100年ちょっと前に建造されたものでブルガリア正教の大聖堂。
ストーリーはいくつかあって中世ロシアの英雄アレクサンドル・ネフスキーを称えたり、露土戦争で戦死したロシア兵を称えたりです。何故ロシアと関係があるかと言うと露土戦争の結果でオスマン帝国からの支配が終わったという理由があります。
ブルガリアがロシア同様にキリル文字を使っているのもそういった経緯があるのかもしれません。
大聖堂と言うだけあって中々見事な建築物。

ちょっと午後ティーで一休み。中々甘味も充実しています。アップル味とチョコ味。旨い。

近くにはこういった小さくて古い教会も多く歴史を感じることは多い。

市内や地下鉄駅などにも中々の遺跡が存在していて十分に見ごたえがありました。

因みにオスマントルコ時代の名残のモスク、も鎮座しています。このバーニャバシ・ジャーミーと言われるモスクは約500年前に建造されたそうです。

実はちょっとしたトラブルにも見舞われてました。ブルガリアで路線バスに乗るときは本当に要注意。左がチケットなのですが右の検札機でパンチして穴をあけて初めて検札したことになるのですが、うっかり忘れてしまって乗務員に見つかってしまいました。
罰金が結構高くて10ドルほど取られてしまい滅茶苦茶怒られました。要注意です。

と言うわけで滅茶苦茶充実したソフィアの旅でした。
次回はブルガリアを離れハンガリー経由でカタールへ向かいます!
ではでは!