これは2018年4月の出来事。再び貴州省へ向かいます!
貴州省は僕が日本で働いていたころの夏休みで初めての中国を経験した場所。
したがって他の省と比べても愛着が違います。
今回は貴州省の東部、チワン族自治区にもほど近い黔東南ミャオ族トン族自治州の従江へ!
昔は従江は一つの秘境的な扱いをされていて中々行くのが大変なエリアでしたが現在は広東省から直通の高速鉄道が出てしまっていて3時間ちょっとで行けてしまうように・・・・
したがってとてつもない勢いで観光地化も進んでいました。。。。

まずは巨大なミャオ族部落の「岜沙ミャオ寨」へ向かいます。
観光地化されてはいるもののここのミャオ族は猟銃を持つことを政府に許可されている珍しいエリア。

人口は2500人ほどいるのでそこそこ大きな村で中国では最後の猟銃を使う村言われています。
男性は鎌で頭髪をカットしたりと面白い習慣が残っています。
入村料は60元(2022年時点で1200円)。
まずは腹ごしらえをします。漬け込んだ豚を道端で焼いていました。
どう食べるのかと思ったら黄色のご飯に挟み込んでバーガー上にする極上の一品。
香ばしい豚肉と甘めの米が最高のマッチング。

村自体はいたって普通の山岳民族風。古い木造家屋が並んでいます。

村を適当にブラブラしていると銃を持ったミャオ族のおっさんが。
中国標準語があまり得意ではないらしく話がどうも弾まない・・・山奥で暮らす年が言っている方は総じて中国標準語が苦手のようで・・・まぁ日本の青森みたいなもんか。

銃は思ったよりも軽く持ち運びに便利な感じです。

これは・・・・・・多分葬式だな・・・・中国南部では葬式で集団で町を練り歩くことが多いね。
町の外れには水牛さんがたくさん。ドローン持ってくればよかった。

さて、ミャオ族の特徴ですが

- 女子は短めのスカートをはいていることが多い
- 女子の頭の飾りがド派手
- 男は鎌で頭髪を切ったりしている
- 湖南省、チワン族自治区、貴州省、雲南省、湖北省などに分布
- 昔は最強の軍事力を持ったりしており明朝と熱いバトルを繰り広げる
- 人口も多く1100万人
と言う感じで中国でも少数民族業界のメジャーリーガーです。
というわけで今回の話はここまで。
次回は同じく従江のトン族村へ行ってきます~!
ではでは!