これは2018年4月の出来事。引き続き従江でのお話です。
前回ブログではミャオ族の話でしたが従江の正式名称黔東南ミャオ族トン族自治州従江県というだけあってトン族の方も多く暮らしています。
市街地からもほど近いトン族の集落へ行ってみることにします。
その名も高增トン寨。人口2000人ほどの中規模クラスの村。
トン族と言えばコレ!どこの村にも必ずある塔。他にもトン族が作る橋なども有名ですがトン族の大きな特徴のうちの一つとして建築物が独特で美しいことが挙げられます。

農作業は伝統を守り水牛と共に行っているようです。食べてもよし、働いても良し!という事でトン族は水牛を非常に大事にしているようでした。

村のいたるところに水牛の骨が飾ってあり感謝の意を示しているようでした。

今までも色んな各地のトン族村へ行っていますがもう一つのちょっとした特徴は家の壁がちょっと黒ずんでいる感じがあります。

ミャオ族の村も過去多く行っていますが黒い家を見かけることはほぼありません。

米の貯蔵庫でしょうか?ちらほらネズミを防ぐための高床式の建造物を見かけます。

トン族についてちょっと紹介。僕の周りにもトン族の方は多くいて人口多めな少数民族業界のメジャーリーガーです。

- 橋や塔などの建築物に大きな特徴
- 歴史の記録には約1000年前から登場
- 人口は約350万人
- 昔はミャオ族やトゥチャ族と連合軍を作って戦っていたことも
- 服装はミャオ族に比べると若干地味目
- 湖南省、貴州省、湖北省、重慶、雲南省など広く分布
と言うわけでトン続編終了です!
次回は中国でも有名な巨大ライステラスを見に行きます!
ではでは!