これは2018年10月の出来事です。前日は夜の静寂を楽しんでおりましたが本格的に観光を開始します。
ミンスクはルカシェンコ大統領がソ連を良しとしているせいか街中に未だにレーニン像があったりでは古き良きヨーロッパとソ連スタイルが入り混じった独特の街並みでした。
結論としてはこの町と国は非常に美しい。
ミンスクは他国のような大きな町ではないので地下鉄とトラムと徒歩で1日あれば主要な観光スポットは全て網羅することができると思います。
スヴィスロチ川の中に作られた人工島で涙の島と呼ばれているそうです。祀られているのはソ連時代のアフガン侵攻で亡くなられたベラルーシ兵士たち。ミンスクを歩いていると気が付くのですが「平和」に関するものが多く存在しているのは多くの戦禍に巻き込まれたしまった国故か。

トラエツカヤ歴史地区で古き良きヨーロッパの雰囲気がありますがこちらは民スキの大学生たちによって再建されたものです。多くの戦争でミンスクは焼野原になってしまったようでホンモノの歴史的建造物は多く残っていません。

そしてミンスクを訪問する観光客が絶対来るという最強のケンタッキー・・・
上の社会主義の象徴のようなオブジェと資本主義の象徴ともいえるケンタッキー。

不思議な感覚ですが中身は普通のケンタッキーでした。涙の島から近いので時間があれば行ってみて。

昼食は安そうな労働者向け食堂で・・・500円ほどのランチを食います。
ドラニキと言うベラルーシでは一般的なジャガイモケーキの定食です。味は・・ジャガイモです(笑)

そして午後も張り切って観光。久しぶりのキリスト教文化圏なので気分は上々。

聖シモン・エレーナ教会は残念ながら工事中。。。。ベラルーシもチェルノブイリ原発事故の影響を受けた国なので核兵器含む核廃絶を目指そうということなのでしょう。
広島、長崎、福島、ニューメキシコなど各被害を受けた地域の土が保存されていました。

マンコビッチという中々凄い名前の伯爵の家に行ってみますが何だかよく分かりませんでした(笑)

そして独立人場に鎮座する伝説の男・レーニン。
世界でもレーニン像が多く存在しているのはベラルーシだけなんじゃないかな・・・
国会など政府機関が並んでいますが、流石旧ソ連。建造物が異様にでかいです。

そして近くには泣く子も黙るKGBや独立広場の地下にはいかにもなプロパガンダが。

各教会は町とのコントラストが非常に美しく、歴史もありミンスクの美しさを際立たせるのに大きな役割を担っていますね~非常に美しい。イコン画も久しぶりに見れて良し。

全部ではありませんがざっとミンスクを回りました!
次回ブログは小さな美しい町、モギリョフに行ってきます!
ではでは~!