これは2019年8月出来事。前回に引き続き四川省旅行のお話です。
後編では世界遺産をぐるりと回ってきます。
こんな感じで回ってきました。

まずは楽山大仏。世界文化遺産ですね!713年~803年の約90年かけて作られたといわれています。川沿いにあり船に乗って見に行きます。71メートルの巨大な大仏は本当に見ごたえ抜群でした。
海通和尚という坊さんが建築を始めたようです。奈良大仏も凄かったですがこちらのスケール感がヤバすぎて奈良が若干普通の大仏に思えてきます。


楽山大仏付近には中国版ブッダパークがありました。割と最近作られた仏像展示場?のような洞窟を見物することができます。中々の見ごたえでした!



続いては峨眉山です。地球の歩き方にも載っている世界的にも有名な観光地です!仏教の聖地とされており、文化遺産と自然遺産の複合遺産に登録されています。
多くの複雑な歴史を持っていて3000年以上前から人がいた形跡もある事から歴史的にも相当重要なポジションにある事が伺えます。ご興味のある方はwikipediaをどうぞ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B3%A8%E7%9C%89%E5%B1%B1
僕は仏教とでもなく詳しくも無いので絶景と仏教芸術を楽しむことにします。
眼下に見える雲海の見ごたえは中々でした。因みにケーブルカーなどを駆使していけば簡単に頂上まで行くことができるので全く山登りをしたという感覚はありませんでしたが・・・・



最後に都江堰ですね。成都に戻ってから時間があったので会社にナイショでコッソリとレンタカーを借りて行っちゃいました。成都からは60キロちょっとの距離で1時間半ほどでした。
ここも世界文化遺産ですね!四川省は本当に古代から人が多く発展していたことがよくわかりますね!2300年以上も前の古代に作られて水利灌漑施設です。

現役で使用されているというから凄すぎる文明だなと感じます。簡単にいうと巨大な川の流れを変える大工事を行い用水路を作り周辺地域を巨大な穀倉地帯に変えたと同時に洪水被害も激減させたとあります。古代中国人の凄さがわかりますよね。
ちょっと写真では分かりにくいのですが一番右の写真が中州になっておりそこから川が2つに分岐するよになっておりそこから用水路に繋げているようなイメージです。景観を楽しむというよりも歴史の深さを感じ取るような観光スポットでした。



近くには古い村もあってちょっと午後ティーをしにいくのも良いかもしれません。
一応観光地にもなっているようで観光客の姿もちらほら。
灌県古城と言う名称なので都江堰の灌漑施設とも関連があると思われます。



会社の幹部旅行とは中々充実した世界遺産巡りでした。
ただ個人的には人が少な目のちょっとマニアックな場所へ行くのが好きですね!
今回の四川省旅行はここまでです。
次回のお話は~タイです!最後にタイへ行っているのは2004年なのでかなり久しぶりですね!
ではでは~