モンゴル 旅行

【内モンゴル自治区】&【モンゴル国】への旅⑥国境の町ザミンウードでラストモンゴル

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これは2019年10月の出来事。モンゴルでのラストDAYです。中国との国境の町ザミンウードへ乗り合いタクシーで戻ってまいりました。

一番安いのは鉄道なのかもしれませんが本数が異様に少ないのと200キロそこそこであれば車で行ってしまうのが一番効率が良いのかもしれません。

ザミンウードもゴビ砂漠の中にあるそれほど大きくない町です。サインシャンドと少し違うのは国境の町だけあって貿易の中継地点になっており少しだけ賑わいを見せていることでしょうか。

ザミンウード駅です。小さな駅舎でモンゴルゲルを模しているのかもしれないのですが何とも言えない旧ソ連な雰囲気。


町はこれと言って見どころはありません。モンゴルやソ連らしい雰囲気をあまり感じることも無い特徴がかなり薄い町だなと感じます。

それでも町を歩き続けているとモンゴル?っぽいものにも遭遇します。
左から、宿泊していたホテル、モンゴル民族風のモニュメント(謎)、ソ連風なモニュメント。


そして食事ですがやはり東欧風なのかなと。ビーフシクテクと言うのを朝食で食べましたがビーフハンバーグステーキの事なんでしょうね。ゴリヤシというのも食べましたがこれはハンガリーのグヤーシュのモンゴル風改良版でしたね。

そしてアップル味のサワー?も中々美味しい。


中国に戻る際も駅前でジープを捕まえて国境を通過します。無事に国境通過し内モンゴル自治区のエレンホトへ戻りました。

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中国側内モンゴル自治区にいるモンゴル人が食べている物とは全く違っていて面白いです。政治背景と歴史背景でこうも違ってしまうのかと。

内モンゴル自治区の方々はどちらかと言うと中華風モンゴル料理か伝統的なモンゴル料理。モンゴル国のモンゴル人はソ連や東欧の影響を大いに受けていると思われ洋風メニューが多め。

使用されている文字も、内モンゴル自治区のモンゴル人は伝統モンゴル文字+漢字。モンゴル国のモンゴル人はキリル文字(ロシアなどで使用されている文字)を使っています。

国境線をどう引くかで現地にいる民族の運命は大きく変わってしまいますね。

また、強者の民族が少数派を飲み込んでいくんだというのも見ていてよくわかります。日本は今後もずっと日本であり続けてほしいなと切に願います。

モンゴル編はここでおしまい。次回は内モンゴル自治区へ戻ります。

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