これは2021年5月の出来事。ここから数日間は荔波の町へ滞在することになります。今回は世界遺産小七孔のお話ですが他にも見どころはたくさんありましたので2回に分けて紹介します。
荔波自体はかなり小さな町ですが、世界遺産の小七孔と茂蘭カルスト台地がある有名な街。

世界遺産小七孔とは?
- 世界自然遺産
- 山、水、林、洞窟、湖、滝が美しく2007年に認定
- 清朝の頃に作られた端に水を流すために7つの穴が開いているから小七孔
- 小七孔だけでなく大七孔も中々美しいらしい。

早速中に入っていきたいと思います。宿からは一キロも無いので徒歩で向かいます。朝食はうれしいことに漬物とお粥。この地域はビーフンばっかりなので辟易してたんすよね~。

入場料は150人民元(3000円弱)で2日間有効です。なので中国の世界遺産にしてはかなり格安感がありますね。コロナのせいかゴールデンウイークにも関わらず観光客はあまりいませんでした。
入口からは電気バスにのって風景区の奥へ進んで行きます。バス代は入場料に含まれてました。バスで一番奥にある小七孔の名前の由来にもなっている橋に行って徒歩で戻って来るのが良いかも。
清朝時代に作られた伝説の橋です。橋も中々味があるのですが水が透き通ているのが中々素晴らしくおいしそうな大きな魚がたくさん泳いでいました。夕食は魚で決定ですね!

小七孔風景区のみであれば1日あれば十分に回りきることができますが、中々規模は大きいので動きやすい格好と靴で行く方がいいですね。ちょっとしたハイキングの感覚です。



ちょっとした滝や渓谷を眺めながらマイナスイオンに癒され続けます。中国語ではマイナスイオンで肺を洗う「洗肺」といった表現をされます。
ちょっとした湿地帯もありどことなく長野県の上高地に似ているかな?とも感じますが巨大ヤスデを見てここが大陸であることを実感します。


上手く写真が撮れていませんが、小七孔の広告で出てくる美しい人工の滝です。シャッター速度を調整して撮影すればもっと糸を引くような美しい写真が撮れるはず。


ちなみに大七孔は工事中とのことで行くことができませんでした。
全体的にはもちろん美しく自然豊かな風景を眺められて満足ですが、中国他の世界遺産と比べてしまうと正直中国ならではの圧倒されるほどのものはありませんでした。。。
次回は荔波県中心街へ移動し美味しいものを食べて周辺のプイ族と水族の集落を探索してきます!
ではでは!