これは2021年5月の出来事。旅はもうしばらく続きます。世界遺産の小七孔を後にし貴州省荔波県の中心部までやってきました。世界遺産が近くにあるせいか、かなり山奥にある街にしてはかなり賑やかで栄えた町といった印象です。
荔波の旅もラストスパートに入ってきました。周辺の山の中に少数民族村があると聞いたのでバイクで向かいます。いずれの少数民族村も20キロ程度の道のりなので近いですね。

今回宿泊していた宿はリノベーションされた旧市街の中にあり良い雰囲気。そして朝食はお約束のビーフン。ややアッサリしてて胃も心も癒されます。



まずはプイ族の村へ向かって行きます!途中の位置のカルスト地形が中々美しい。この周辺は世界自然遺産の茂兰国家公園というエリアです。


このプイ族村は100世帯も無い小さな村。昔は製紙業が盛んで小さな製紙工場跡地がちらほら点在しています。ちなみにプイ族は僕が中国に来て初めて出会った少数民族なので少し思い入れがあります。

この地域のプイ族はろうけつ染めが得意なようで各家屋に手作りのろうけつグッズがかけられており、購入することも可能です。僕はTシャツを巾着を買いました。


中々趣のある家屋や紙漉き施設です。貴州省のプイ族村は過去にも行っていますが総じて木造家屋が好きなようです。高床になっているのはネズミ対策なんだとか。


この村も例外なく過疎化が進んでおり年配の方ばかりでした。
ちなみに出稼ぎ先は広東省が多く、普段広東で仕事をしていると結構プイ族やトン族との遭遇率は高い気がします。


昼食は付近で採れる山菜炒め(写真左)。蕨系ですね。中々歯ごたえがあって良し。夕食は付近の皮で採れた魚を焼いて煮込んだものです。重慶系の料理に似ていますが、現地人たちは全く違うと言ってたような・・・プライドですかね。


次回は水族の村へ行ってきます!ではでは~