これは2021年9月の出来事。温州を離れ次の町へ向かいます。30分ほど高速鉄道に乗り台州に向かうために北上して行きます。
海沿いにある浙江省の中規模都市です。

人口は600人ほどで中国としては比較的中規模の部類に入ります。前回ブログで登場した温州と隣接をしており、文化的にも温州にかなり近いものがありました。
このエリアの女性の話し方結構好きです。上海に近いのに上海ほどキツイ感じも無く優しく穏やかに聞こえてしまうのは僕だけでしょうか?
台州は自然も多く山や海へ観光しに行く人が多いですが今回は浙江省ならではの古い町を見て歩くというテーマがあるので台州府という1600年前からある史跡を1日ゆっくり時間をかけて見て回ります。
以前僕のブログでも登場した万里の長城や南方長城に続く長城と長城の中にある古い町の見物をして歩きます。中々規模が大きく歩き回るのには少し体力が必要でした。


長城というよりは城壁都市の城壁のような印象でした。続いて城壁の中にある街をブラブラしてみようと思います。

中国あるあるなリノベーションをしすぎて古い町の原型が無くなってしまっているようなことも無く、1600年前の状態に近いイメージのままになっていました。華東エリアの古い町は結構木造の物が多く日本にも結構近い雰囲気に感じます。


街の片隅でちょっとした名物を売っているので早速食す。海苔が挟まれている御焼きは他地域には無い独特な香ばしさ。卵白を油で揚げたものも独特。そして甘く煮込んだ豆腐も独特。



昔から京都や鎌倉のような古い町を歩くのは好きなので今回の旅は中々満足。色んな発見があります。キリスト教も昔からそこそこ普及しているようです。


街の外側は湖になっていてここでも十分黄昏たりのんびりしたりお茶を飲んだりできました。中国全体ではマイナーな観光地なので観光客も非常に少なく古都を静かに1日かけてゆっくり見れました。


頭をリフレッシュさせてインスピレーションを出すにはぴったりの不人気観光地でした。
今回のお話はここまで。次回は更に北上をして紹興まで向かいます。
ではでは!