これは2021年10月の出来事です。トラブルでそこそこ不快な思いをした内モンゴル自治区のオルドスを脱し280キロほど南下したところにある陝西省の榆林市の郊外にある靖边と言う町を目指します。
靖边県の端っへ行くのですが最後の30キロがぬかるみの道だったのでめっちゃ大変でした。

今回の目的は不思議な地形を見ることができる波浪谷という観光地に行きます。その名の通りですが波を打ったような地形が見事な観光地です。

いざ出発!ホテル側から聞いていなかったのですが朝食付きでした!中国北部はトマトに砂糖を振って食べることが多いのですが僕は結構好きです。広東ではホントに一部の地域でしか見かけません。


陝西省ではそこそこ有名なようで観光客も結構いました。宿泊していた宿からは車で30分ほどの近距離ですが宿自体がド田舎にあるので、市街地からはそれなりに距離があります。
入り口を入っていくといきなりガラスの橋が。当然これはパスして谷の底を歩いていきます。高所恐怖症の僕には不可能です。てか橋の下にいたらパン〇ラ見放題になるな(笑)
因みに入場料は日本円で2000円ほどでした。

風景はとにかく見事としか言いようがありません。中々似たような景色は他で見ることは無いのかもしれません。個人的には滅茶苦茶珍しいと感じます。




岩と言うよりも赤土が固まってできたような印象です。というのもこの周辺一帯の舗装されていない道路を見ていると基本赤土ですね。
少し遠くを見てみるとグランドキャニオンのようになっています。中国西北地方の黄河沿いは赤土の大渓谷が多く存在していますが同じ類かと思われます。ドローン持っていれば・・・・・




かなり巨大な風景区になっています。奥へどれだけ進んでも波を打ったような土の塊が。本当に独特な風景で写真では中々伝わらないのが残念!現地へ是非行ってみてください!


きっと宇宙を感じると思います!マップはこちらです。ご参考まで。榆林は中国各台都市から直行便のフライトが出ているので行きやすいかなと思います。
入場料を払って入りましたが実はホテルの裏山も素晴らしい景色になっていました。しかも無料。実はこっちだけ見ても十分に満足できたかも。ドローンがあれば・・・・




じつは靖边県は歴史遺産も多くあり波浪谷の近くには明の時代の長城跡が残っていました。既に風化してしまっており土の壁にしか見えませんが歴史的価値はあるそうです。






夕食はこの地域で名物とされている豆腐にしました。広東で食べる豆腐よりも大豆の味がかなりしっかりしていて中々豆臭い豆腐でしたね。


今回は大自然の産物を十分に堪能できたと思います。
次回は榆林市の奥地にある神木と言う村へ移動し文化遺産や古い町並みを堪能してきたいと思います。
ではでは!