これは2022年1月の出来事。いよいよl延吉市内から150キロほど離れた中国と北朝鮮の国境にまたがる朝鮮民族の聖地・長白山へ向かいます。
交通も不便なので今回は1日ツアーに申し込んでいました。

ちょっとしたトラブルに見舞われます。トラブルの内容だけ書きますね。面白い部分は色々宜しくないと思いますのでこのブログでは伏せさせていただきます。

トラブル自体は僕自身にとっては大したものではありませんでした。要は急なキャンセルが前日に出てツアー最少人数の5人に満たなくなったのでツアーは中止。でも今更返金もできないので長白山の門までは車で送り迎えをするとのこと。
ちなみに今回の参加者は僕を入れて2名。あとは雲南出身の女性1名。ガイドもつかないとのことでその女性はかなり怒って旅行会社に電話をしていました。
僕は正直山へ行くという目的が果たせればどっちでもよかったので、その怒っている女性をなだめてとりあえずついてこいということで2人で登山を開始します。ここから先は面白すぎるので伏せます(笑)
昔広東省で留学していた時に韓国人留学生から絶対に死ぬまでに白頭山行きたいんだと言われていたのを思い出します。(白頭山は長白山の朝鮮語の呼び名です。)
北朝鮮のキム一族なんかは白頭の血統とかよく言われていますよね。一部の伝説では金正日が白頭山で生まれたとも(実際はロシアの極東地域でしたよね?)
長白山の中国側はすっかり観光開発されているので登山も全く問題ないです。車でで一気に頂上の天池まで登ってしまいます。なのでガイドがいてもいなくても同じなんだよね。

頂上に登っていく途中の景色も中々です。雪の中に狐がいるのに少々感動。


長白山で有名なのは頂上にあるカルデラ湖ですね。頂上の気温は-18度ほどなので湖は凍ってしまっていますが、冬は冬で素晴らしい景色が広がっておりました。この湖の向こう側は北朝鮮の領土なので凍った湖面を歩いて行けば不法入国ができてしまいます。しっかし寒すぎますね(笑)


頂上からその他の見どころも観光地内を走っている車に乗って移動します。山に来た割にはほとんど歩いていない気がします(笑)。この辺はかなり神々しく聖地っぽい雰囲気ムンムンでした。


冒頭でブーブー言っていた雲南出身の女性も大分大人しくなって機嫌も回復してました(笑)
旅行ではトラブルはつきものですよね!いちいち怒ってもしょうがない。楽しまないとね。
今回のお話は以上です。次回は図們という北朝鮮との国境沿いにある小さな町へ行きます!
ではでは!