これは2021年1月の出来事。長白山から帰ってきた次の日は特に予定も決めていなかったのでシェアカーを借りて図們へ一日ドライブに出かけます。
こんな感じのルートです。大体200キロくらいの走行距離です。

図們は地球の歩き方にも載っているとあってyoutubeを見ても結構日本人の方が行っていたりしますよね。北朝鮮を眺めることができる観光地として有名です。
また中国人と朝鮮人の方はここのイミグレーションを通って北朝鮮に渡ることもできます。現地の方々を話をしていると結構行ったことが有る方が多いようでした。
ちなみに僕も北朝鮮には行ったことが有ります。こちらの過去ブログも是非ご覧ください。
まずは多くの人が行く観光スポットをまずは散策。国境の橋が観光地になってしまっています。祝日なのと経済制裁中なのとコロナのトリプルなので橋の真ん中の国境ゲートは開いていませんが北朝鮮が見えるイミグレーションは人気の観光地になっています。


橋の真ん中に立ってズームにするとキム親子が見えてきます。久しぶりだなー。橋の横の売店には中朝国境の記念グッズが色々(笑)


国境ってなんかいいよな~。ちなみに図們から更に東へ進んだところににある琿春と言う町の郊外には中国・ロシア・北朝鮮の三か国の国境が重なっているスポットがあるのですが、コロナのせいか国境警備の関係か外国人が立ち入り禁止になっていたのが残念。
橋の近くにはこんな感じ。左が鉄道用のイミグレ。右が国境を示す碑ですね。


ここまでは割と外国人観光客が行くところなのですが、僕は車を運転して行っているので結構自由が利きますので、目の前の川に沿って南下していくことにします。
金網の向こうには銃を持った北朝鮮兵士がこっちをガン見しています。50メートルおきに一人立っているような印象です。流石に写真を撮るのは止めときました。中国側は監視カメラが多く兵士の姿はあまりありませんでした。ハイテク化が進んでいるのかな?

下の写真は皆で国境の安全を守ろう!何か起きたら慌てず警察へ!そういえば少し前のニュースで飢えた北朝鮮の兵士が川を渡って中国側の集落を襲ったりすると聞いたことが有ります。

また国境の川沿いに5キロおきに集落がある感じでした。面白い食べ物でもあるかな?と思っていたら人気も無くちょっとした売店がある程度でした・・・ちなみに右の写真は向こう岸の北朝鮮側の集落で、赤枠の部分は北朝鮮の軍人が必死でランニングをしていたのを収めたものです。


今回の旅は以上です。吉林省の旅も久しぶりで今回は面白ハプニングのおまけつきで中々充実した正月休みになりました!
次回の旅はバイク旅です!再び広東東部の揭西県へ片道320キロほどの旅です!
ではでは!