これは2022年10月の出来事。有名な観光地である大理を離れていよいよ秘境丙中洛へ向かいます!大理から丙中洛へ向かうには世界最大級の大渓谷である怒江大渓谷を抜けていきます。
ここから先は大理市でシェアカーを借りて爆走していきます。

上記地図にもあるように怒江という大河沿いに沿って北上して行くのですが、川の両側が世界最大級の大渓谷になっており約300キロも渓谷の底を走っていくことになります。

大理を離れ100キロも車を走らせればこんな絶景が登場してきます。これが300キロも続いていくのがヤバすぎますよね。左の写真に少し映っていますがバイクで来ている人も多いです。うらやま。


さて、上記地図にも記されているようにいろんな国との国境にも近いので不法入国や密輸を防ぐための検問が町を跨ぐごとにあり、しかもコロナ検問も同時にやっていたりするのでメチャクチャ厄介で、毎回警察とのおしゃべりを30分ほどしなければいけないのが微妙すぎます。


まーコロナ時期にコロナを無視して出歩きまくっているので自業自得とも言えますがね(笑)。稀に取引先や現地住民の顰蹙も買っていましたがそんなのお構いなしです。やりたいことをやります。
高速道路が無いので目的地までは10時間以上。こんな長時間車を運転したことは無いのでかなり疲労困憊。しかし時々見えてくる絶景に何度も目を覚まされて何とか北上を続けます。
大理から北上して行くのに一番最初に到着するエリアが六庫です。周辺はリス族とヌー族の村がかなり広がっているようです。棚田が美しかったですね!右下は怒江の下流に行くまでの一番最初の曲がり角だそうです。曲がり方が中々ワイルドです。






もっと時間が取れればかなり細かく怒江周辺のスポットも探索できたのかもしれないですね。中々面白スポットが点在していそうです。
かなり上流まで上がってきました。川の流れが濁流へと変貌していきます。ここまでくれば丙中洛までかなり近づいています。


かなり川の両サイドの崖も険しくなってきました。てか凄いな・・・渓谷の間の雲・・


遂に到着です!ヌー族が神と共存していると言われる伝説の地・丙中洛。村の入口ですが中々の絶景が広がっていましたね。実に素晴らしい。


丙中洛は人口6000人ちょっとと中国としてはかなり小さな地方自治体です。多くのヌー族が暮らしていますが、チベット人やトールン族も少数ですが暮らしており、民族同士争うことも無く皆さんニコニコ穏やかに暮らしていました。
次回ブログでは丙中洛周辺の少数民族村探検のお話です。
ではでは!