雲南 旅行

【中国旅行】雲南省の秘境へGO!④ 険しい山道の長城には素敵なチベット人村落が

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これは2022年10月の出来事。前回に引き続き秘境集落を色々回ってみます。とてつもない山道を登っていく先で待っていたのは大自然と共に暮らす素朴な少数民族の方々でした。


今回から少しずつ南下をはじめます。白漢洛→老母登→知子羅の順で回っていきます。今回は天空のチベット人集落の白漢洛までです。

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まずは白漢洛からです。標高2000メートル越えのとんでもない秘境に暮らすチベット人たちの集落です。チベット人と言えばチベット自治区を想像する方も多いと思いますが、「チベット」は一つの民族として考えるとよいと思います。


人口は約700万人程いてチベット自治区、雲南省、四川省、甘粛省などに分布しています。宗教は仏教徒が多いのですが、一部では天主教(ローマカトリック)の方々もいるようです。
また、チベット人は独自の文字と言語を持っているのも特徴ですね。サンスクリット語に似た文字がチベット語です。人民元紙幣の裏側にも表記がありますね。

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5つの言語ですがいずれも「中国人民銀行」と言う意味です。最上段が中国標準語の英文表記、2段目左がモンゴル語、2段目右がチベット語、三段目左がウイグル語、三段目右がチワン語です。

白漢洛は直線距離では滞在していた丙中洛からさほど遠くないのですが、舗装もされていない道なき道をひたすら上がっていきます。


途中に通過するヌー族の村ですがこちらも中々美しかったです。ここにも天主教の教会がありました。


しかし苦労して頂上まで行き村へ到着できた時には喜びもひとしおです。結構絶壁すれすれに立っている家屋が多いようでした。トウモロコシ畑が多くありましたね。


ここにも天主教の教会がありますが、ここでは皆さん仏教徒のようでした。この近辺には多くの天主教会が存在していますが、その昔ミャンマーから越境してきたフランス人宣教師が広めていったそうです。凄い執念と体力だな・・・・。チベットっぽい様式の上に十字架があるのが面白いね!


約200戸ほどの小さな村です。上空から見るとこんな感じでした。結構高床っぽい家が多く立ち並んでいるのもこの村の特徴かも。


地元の子供たちと遊んでみました。紫ジャージの子。正直メチャクチャ可愛かったです。将来メッチャ有望だと思うんだけどなー。


観光地でもなんでもな普通の村なのでレストランも宿泊施設もコンビニもありませんが、素朴な人々と触れ合ったり村からの絶景を眺めたりと素敵な時間を過ごすことができました。

次回はもう少し南下をしてヌー族集落の老母登と知子羅へ行ってきます!

ではでは!

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