これは2008年留学中の出来事。留学先の広東省韶関市は基本的にはド田舎ですが、その分ツーリングをするスポットが山ほどあり1年間の充実したバイクライフを楽しむことができました。
今回は留学中にツーリングで行ったスポットのお話です。場所が多いので全部で3回に分けてお話をしようと思います。
地図で言うとこんな感じです。

韶関市は一応一つの地方自治体ですが日本のイメージでいうと「関東地方」とか「関西地方」とかの規模感をイメージするとよいです。韶関市の中に多くの県があったりするのと面積がそれこそ関東地方並に大きいからです。

印象深かった順に書いていきたいと思います。
①広東大渓谷
韶関市乳源ヤオ族自治州の奥地にある巨大な渓谷です。現在は観光地化されつつありますが、あまりにも辺鄙な場所にあるために未だに観光客は少ないようです。
留学していた大学からは約110キロほどと50㏄のバイクで行った先の中では一番遠かった場所ですね。
行く途中の道も中々の絶景。ヤオ族方々が耕している棚田も良かったです。


景色は抜群に素晴らしく、中国のカルスト地形の雄大さを十分に堪能できるスポットで、観光客が少ない穴場絶景スポットとしてもメッチャおススメです。




②必背ヤオ族村(韶関市乳源ヤオ族自治州)
その名の通りヤオ族の方々がひっそりと暮らしている村ですが、少しだけ観光地化されているので村にもすんなり入れてもらい色んなヤオ族ならではの伝統行事ごっこもやってくれます。
個人的には結構気に入っていて留学中には3回ほどバイクで行っています。
こちらもかなりの山奥にあります。留学先の大学からは80キロほどの距離ですね。


行く途中には当時謎のダチョウ園がありました。。。横にはダチョウ肉料理のレストランが。てかダチョウ肉メッチャ美味しかったんだよなぁ。


やっと到着です。ヤオ族の方々が熱いおもてなしをしてくれました。感謝です。竹を使った遊びが多かったかな?竹遊びをする山岳系少数民族って結構いるよね。


村の規模は小さいので一日あれば見て回れます。今思うと10年以上前の中国人の方がホスピタリティに溢れていた気がしますねぇ。


③湯渓温泉(韶関市大塘鎮)
未だに冬になると行くことがある温泉です。お客さんを連れて行ったことも数度ありました。中国の温泉は基本温水プールのようになっているのですが、ここは一味違って箱根の温泉のような秘境感のある雰囲気が漂っています。
大学からはバイクで15分ほどの場所にあったのでちょくちょく行ってましたね。
大塘鎮と始興県の境の山間部に500メートルほどの道の両側に20~30ほどの温泉と温泉宿が並んでいる一部の人のみぞ知るマイナーな温泉街です。
選択肢がいくつかあって、村人が行くような公衆浴場や温泉ホテルでの個室温泉、ホテルの日帰り温泉などなど。いずれも一回温泉につかるのに500円ほどです。個室でのんびり過ごすのがおすすめです。

④大塘鎮
こちらは観光地でもなんでもない普通の小さな町ですが、ちょっと町の外れに行くと大自然とちょっとしたカルスト地形の岩がちょくちょくあり良い雰囲気が漂っています。
大学からは10~20分ほどの距離ですね。上記の温泉に行く途中に通過する村です。中々のどかな農村地帯と大自然ですね。また5月下旬~6月にはホタルを多く見ることができます。
地元でとれた淡水魚の料理も中々良い味わいでした。




今回のお話はここまでです~
次回もおすすめスポットの続きです。
ではでは~
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