これは2007年6月の出来事です。かなり昔の話で筆者が初めて中国へ行った時の話です。今でもはっきりと覚えているので今回はちょっとタイムスリップですね。
僕の特技は脳内タイムスリップなので過去の話であれば何でも書くことができます(笑)
また、初めての中国なので印象も深い上に現在の中国とは全く違う世界でしたね。中国はこの十数年で全く別の国変貌してしまいました。
生活はメチャクチャ便利になりましたがその分旅行での刺激的な感覚はかなり薄れてしまっています。
2007年の初チャイナでは四川省と貴州省に行っています。場所はこの辺ですね。

2023年現在の今でも中国にいます。刺激が無くなったとはいえ旅をする人間にとっては中国は結構魅力的な国だと今でも思っています。

中国に興味を持ったのは2005年くらいでしたがJTBさんのテレビCMで九塞溝の映像を流していたのがきっかけです。当時はこれほど美しい場所があるのか!いつか行ってみようと思っていました。
今とは違いカタコトしか中国を話せず不便さ満開でしたがそれが逆に死ぬほど楽しかったですね!
当時は神奈川県を本拠としている某信用金庫に努めていたので1年に一回9日間の長期休暇があり、思い立って中国へ飛んでみることにしました。
以下当時の日記です。

話を進める前に基礎知識!2007年当時のお金は大体16円=1元で計算をお願いします。
成田空港へ。四川省の成都をまず目指します。直行便が非常に少なかったのでソウル経由で四川省へ。
ソウル行きの飛行機に乗り込むと・・・・・アナウンス「エンジントラブルにより1時間遅れます(汗)
え!?まずいぞソウル出発、四川省行きの時間が・・・・間に合うか!?イライラハラハラ
6時50分ごろソウル到着。登乗開始が7時10分乗り継ぎ手続きをしてると・・・・7時10分!!!!
走る走る走る走る!!!!仁川空港デケェ!ハァハァ。ぎりぎりセーフ。
・・・・・・
ここで中国元への両替を全くしてないことに気がつく・・・・
まぁ成都は国際的な大都市なんで何とか成ると思ったが甘かった・・・・
銀行も両替所も閉まってる・・・・・・無理もないか・・もう23時30分回ってるし・・・・・
しょうがなくATMで200元キャッシング♪借金でーす。
さて、市内へ向かうバスを探すと・・・・やってねぇ・・・・深夜バスくらい出そうよ・・・・
しょうがなく1度は断った白タクの客引きの超美人お姉さんのところへ。。。
ニコっと笑い60元を請求される。
(→2023年であれば少なくとも150元は行きますね。。。。)
バスが10元くらいだから。。。高い。。。まぁ美人料だと思ってあきらめてタクシーへ乗ると・・・
中にゴッツイおじさんが・・・・夫婦だったのか・・・
あわよくば家に泊めてもらおうと思ったのに・・・・
市内へ向かう途中いろんな話をしたが、どうやらこの夫婦、昼間は農業をしているが儲からないので白タクやっているとの事。
ホテルへ到着。ホテル代金200元!?この付近では一番安いらしいが手元には140元・・・・・
カード使えますか?使えません!
・・・・・
一度引き上げ、近くのローカル旅行会社へ、「九寨溝」「黄龍」3泊4日ツアーの申し込みへ
ここで日本円しか持ってないことを伝え、両替できないかと聞いてみると・・・・OK!との回答が!
若干レートは悪いがしょうがない。違法行為なのですから。

交渉成立し2万円を両替して1220元をゲトー。ツアー代金700元を支払いホテルへGO!
実はこの手のツアーってH○SとかJ○Bとかもよく日本で募集してるけど、スッゲェ金額なの!大体20万から30万。中国語できる方は現地ツアーに申し込むことをお勧めします。
もっと探せば400元からあるそうです。ちなみにメシ1日3食、ホテル代込み.。飯は結構ガチ目な四川料理が多めでゲリしまくり(笑)
ホテルへ再び!無事宿泊手続きが済むかと思いきや・・・
ビザがねぇじゃねぇかゴルァ!だってだって日本人は2週間以内ならいらないんでしょ?
でもフロントは、なかなか分かってくれない。。まぁ強引にカンボジア行ったときのビザを見せて
騙し騙し。。。手続き完了!つかれた~~~~~
知り合いが成都市内で仕事してるので呼んで一緒に晩御飯。屋台で晩飯食ってビール飲んで・・・・
腹へってたから・・・食いすぎた・・・210元請求される・・・


カネナイッテ!すると知り合いがご馳走してくれた・・・何のために呼んだのか・・・・・・・
まぁいっかおやすみ~
2日目!
6時起床!屋台で中華あげぱんとヨーグルトを飲みツアーバスが来るのを待つ
ローカル旅行会社だから日本人参加者オレだけ。まぁこれはこれで結構楽しい!
道はロクに舗装もされておらず中々秘境感が漂っています。途中にポツポツと小さな集落があり、トイレ休憩などで立ち寄るのですが、ほぼ100%少数民族の方々です。チャン族とチベット族の方々でした。


成都からはおよそ10時間のミニバスの旅。皆さん非常に親切で金の無い僕に色々食べ物を恵んでくれました。。。。ありがたや。やっぱりどこの国の人も本当に親切ですよね。
中国人明るいんだ!コレが目的地までの10時間を騒ぎっぱなしの宴会状態。
だいたい25人くらいだったかな?中国人っていってもいろんなところから来てるのね
北京・上海・湖北・ウイグル等など。
途中のチベット民族の集落でヤクと記念撮影!

ホテル到着。湖北省の医者のオッサンと同部屋だ!
東南アジアで経験済みだったけど、中々のボロホテル。標高3000メートル超えてて結構寒いのに水シャワーしか出ないという。。。。
2023年こそ余程地方や激安ホテルに行かない限りこれほどヤバいホテルは無いけどね~
次回はいよいよ九塞溝へ突入です!
ではでは!