これは2023年5月の出来事です。ゴールデンウィーク休みも中盤戦。貴州省を離れて今回の旅の一番の目的地でもある雲南省の鎮雄県へ車を飛ばしていきます。
最終目的地は更に北上したところにある塩津県ですが中間にある鎮雄県が間違いなく雲南省では最強クラスなおで今回の記事は最強を紹介します。

ゴールデンウィークは中国各観光地、特に北京や上海、西安などは観光客でごった返しているのはメディアでも放送されている通りです。

が・・・・ここ鎮雄県は観光はほとんどなく知名度も中国全体の0.01%も知っていれば上出来というレベル。したがって高速道路でも他の車を見ることも無く、他の観光客をいることも稀でした。

秘境と言われる場所も中国には多いですがそのほとんどが観光開発されて冒険心をそそらないものに変貌してしまっていますが、ここは僕の想像を超えていました。
ドーン!山間部に巨大な穴が。

ヤバすぎです。大きさはどうでしょ?奥行は・・・ドローンで飛ばすと700メートルくらいありました。横は300メートルほど。巨大すぎます。深さも数百メートルですね。
観光開発されている場所でもないので情報があまりにも少なかったのですがカルスト山がそこにあって中が巨大な空洞で何かの拍子に陥没した閉まったと考えられているようです。


因みにこの穴の中にかなりの昔より小さな村があって今も一族4世帯が暮らしています。こんな人里離れた所で暮らしているのも想像を超えています。
暮らしも自給自足に限りなく近く、穴の中で牛を飼育していたり鶏をしくしていたり畑を耕していたりでした。村人とも色々話しましたが方言がきつすぎて中々・・・
穴の底から上を見ても絶景です。


お宅拝見をさせてもらおうとしたら家の裏が鍾乳洞になっていた奥行300メートルほどの洞窟になってました。石は泥がついているので茶色なのですが、泥を落とすと透明感のある白い石でした。
カルスト地域なので石灰岩なのでしょうか?

動画にもしているのでこちらも是非ご覧下さい。
ここを後にして少し車を走らせると無名ですが美しい小さな湿地公園がありました。中国南部ではありますが標高が2000メートル近くあるせいか南国ではなく中国北部のような草原がありました。
湿地の池の中にはオタマジャクシが大量発生(笑)


雲南省にあまり来ることは無かったのですが、今回の大穴は個人的には間違いなく雲南省NO1です。
観光客で込み合うことも無く素晴らしい旅でした。
次回はここから更に北上して中国一幅が狭い県に行ってきます!
ではでは~