前回ブログまでは基本的には中国北部が殆どでした。新疆だったり青海省だったり内モンゴルだったりね。面積が大きい順に紹介をしていくと北側から順番になってしまうようです。
中国南部は割と山岳地帯も多いので行政区画も北に比べてしまうと細かく分けられているような印象。
このシリーズでは初めての中国南部エリアのお話です!中国南部最大の省・雲南省編スタート。
中国の省別面積ランキングでは8位です。

旅を趣味にしている人であれば必ず聞いたことがある省だと思いますが、具体的にどの位置のあるのかを知っている日本人はそれほど多くないと思います。
ミャンマー、ベトナム、ラオスなどの東南アジア各国と国境を面しています。

雲南省の面積は約39万㎡、日本の面積は38万㎡なので日本とほぼ同じ大きさです。
雲南省は大体こんな感じ。
- 人口:約4600万
- GDP:405,486百万ドル(南アフリカと同等)
- 多くの少数民族が暮らす(有名なのはイ族、ナシ族、リス族、トールン族等々)
- 南部ではコーヒーの製造が盛ん
- 観光業も盛ん、世界中からバックパッカーが集まる
- 省都:昆明
大自然アリ、少数民族が暮らす集落も多々あり、陸路で国境を越えて東南アジアへ行くのもアリと色んな楽しみ方が出来る多様性に富んだ面白い省です。
雲南省への入り口・大都会昆明
日本からは残念ながら直行便のフライトはありませんので中国の大都市を経由して雲南省入りすることになります。中国や東南アジアからスタートの方は他にも色んなルートがあるので以下ご参考ください。
昆明への行き方
まずは日本から直行便のある都市へ飛びましょう!ここでは上海と北京から雲南省に行くケースを参考にしてみましょう!
- 上海から直行フライト:約2時間半
- 上海から高速鉄道:約11時間
- 北京から直行フライト:3時間半
- 北京から高速鉄道:10時間~13時間
鉄道は一見すると便利そうに見えますが、飛行機で向かった方がチケット代も時間も節約できると思います。長距離の高速鉄道は乗り心地も悪くないですがチケット代が高すぎます。
昆明は省都ですので中国各都市から直行フライトが出ていますので他の都市に降り立った方でも基本的には飛行機ですんなりと昆明にたどり着くことはできます。

昆明行の話ではありませんが、以下東南アジア各国から陸路で雲南省へ入国することが出います。
- ベトナム北部のラオカイ→雲南省の老街
- ラオスのルアンナムター→ミニバスで雲南省のモーハン(磨憨)へ。
ミャンマーからの陸路入国も出来るようですがビザ関係など少々複雑なのでここでは省略します。
昆明は人口800万人超で普通の大都会です。雲南中の郷土料理屋物資が集まっている場所でもあるので一通り雲南省の物を体験することができます。
また、各ゲストハウスには色んな国からのバックパッカーが集まるので中々楽しい体験ができます。筆者も以下のような愉快な体験をさせて頂いております。
少し足を延ばせば世界遺産の石林があります。イ族のおばちゃん達も大歓迎をしてくれます。
場所はこの辺り。昆明バスターミナルからバスで1時間ほどで行けます。昆明からは十分に日帰りができるので是非行ってみましょう!
ひたすら突起した石が並ぶ雄大な風景を眺めましょう。イ族の郷土料理や各種グッズを買うこともできますのでお土産にもいいですね!

昆明周辺は他にも見どころは多くありますので是非色々ほじくって楽しんでみましょう!
今回のお話は以上です!次回はちょっとマニアックな秘境を案内したいと思います!
ではでは!