引き続き怒江大渓谷の旅です。福貢県を離れて丙中洛まで行く道のりについては前回ブログで記事にしているので是非ご参考ください!
丙中洛周辺は公共交通機関がほぼ無いのといずれも秘境じみた場所にあるので宿に車を出してもらうか町の白タクをチャーターするしか方法がありませんが、いずれも一見の価値があるものばかりです。
是非トライしてみましょう!
まずは前回記事でも少し出しましたが丙中洛の入り口。流石神と共存している村と言われているだけあって神々しい。ヌー族の方々が多く暮らしていますがこの近辺の特徴としては一つの村に複数民族が仲良く暮らしているのも特徴で、ここもヌー族以外にリス族などが暮らしています。

そしてこの町の裏にある秋科当には素晴らしいライステラスと美しいチベット寺院があります。この地域の少数民族の多くはチベット仏教で一部キリスト教を信仰しているようです。




場所はこの辺り。丙中洛の街中から徒歩で15分ほどで行けます。
少し足を延ばしてヌー族の村、秋那桶に行きましょう!ここはチベット自治区と雲南省の境界にある小さなヌー族の村。丙中洛の街中からは結構離れているので町や宿で車をチャーターして行くのが良いと思います。公共交通機関は現時点ではありません。
村の中心部には大きな教会があります。隣接しているミャンマーから越境してきた宣教師たちは本当に凄いなと思います。村はちょっとチベット風が混ざっていますがチベットとの境界に位置しているので多少文化が混ざるのかもしれません。


場所はこの辺り。ちょっと進めばチベットですが外国人はこのルートではチベットに入ることは出来ず。。。検問で止められてしまいます。
そしてこちらは定番の雾里村。その名の通り朝は霧に包まれていること多く幻想的な風景を見せてくれます。丙中洛の町からは5キロくらいの距離。宿の方に言って送り迎えをしてもらうとよいと思います。
車が村へ入ることは出来ずつり橋を徒歩で渡っていきます。リス族とヌー族が混在しているようで宗教はチベット仏教が主に信仰されています。




秘境中の秘境!超絶山奥にあるチベット族の秘境!白漢洛!こちらも車をチャーターして行くしかないのかと思います。道も細く非常に険しい山を登って行った頂上にあります。
小さな村で特に何も無いのですが村のチベット人は非常に親切で優しく、村から見える風景も格別。

こんな山奥にも不思議なキリスト教会がありますが、ここのチベット人は基本的にはチベット仏教を信仰しているようでした。観光地ではないので静かに村を回りましょう。




そして早朝の丙中洛の街中から見える雲に包まれた景色も中々絶景ですので早起きしましょうね!

違う民族が隣接している村にいたり、一つの村に複数民族がいて仲よく平和に暮らしているのは他の地域ではあまり見ることがありません。
現地住民の皆様は非常に穏やかにニコニコと幸せそうに暮らしていました。
丙中洛周辺には他にも面白い穴場スポットがありますのでご自身でも是非探索してみましょう!
奥深くの秘境にはトールン族の村などまだまだ面白いスポットが点在しています!
雲南編はここまで。
次回からは筆者が行った回数が一番多い広西チワン族自治区のお話です!
ではでは!