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人生で一度は絶対行くべき中国各省と自治区のスポット~広西チワン族自治区①概要編~

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新しいシリーズです!中国では若干存在感が薄い広西チワン族自治区のおすすめスポットを紹介していきたいと思います。


僕のブログでは上級者でなくとも比較的行きやすいが観光客の少ない穴場スポットで尚且つ美しい景色や面白い体験ができるスポットを紹介していきます。

冒頭でも書きましたが広西は結構存在感が薄いです・・・・
広西チワン族「自治区」なのに広西省と言われてしまったり、自治区だから県庁所在地は首府と法律上は言わなければならないのですが他の省と同じように省会と言ってしまう中国人も多いです。

チワン族自治区は中国の南西部に位置しています。

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面積ランキングでは9位ですね・・日本の面積が38万㎢なのでここから先は日本よりも小さなエリアについてのお話が続いていくことになります。

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世界的にも中国国内でも四川省や新疆のような超有名な観光地は皆無と言っても過言ではありませんが、実は世界遺産(既に穴場化してマイナーですが)もあったり面白いスポットがあったりと隠れた魅力があるので僕のブログでは掘り出してみたいと思います。


僕はチワン族自治区の隣の広東省に住んでいるので行ったことはかなり多くあります。
「市」単位で纏めてみると・・・・・

  • 柳州
  • 賀州
  • 南寧→首府=日本で言う県庁所在地
  • 百色
  • 北海
  • 防城港
  • 来賓
  • 貴港
  • 玉林
  • 崇左
  • 梧州

中国では市よりも小さい地方自治体として県があります。県も含めると更に行った街が増えてしまうのでここでは省略します。


広西チワン族自治区はこんなところ

  • 人口:約5000万人
  • 少数民族:チワン族(人口約1700万人)、ヤオ族、毛南族などなど
  • GDP:310,464元(ルーマニアと同じくらい)
  • 台湾企業の投資が多め
  • 世界遺産:崇左市左江花山岩画、中国南方カルストの一部

チワン族は中国でも有数の人口を誇る少数民族です。
したがって中国の人民元札の裏にもチワン語で「中国人民銀行」という表記があります。
右下のアルファベット表記がチワン語です。

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まずは中心地の南寧を目指しましょう!

南寧は前述の通りチワン族自治区の中心都市で日本で言う県庁所在市地に該当する人口約890万人の大都市です。地下鉄も通っていたり新市街では高層ビルが立ち並んでいたりしますが、南国ならではのゆったりとした雰囲気も流れています。


地理的に東南アジアにも近いことからASEAN関係の会議が良く開かれていたり、陸路で様々な東南アジアからの輸入品が運ばれてきたりと貿易なども活発に行われています。

比較的行きやすい町ですが、日本からの直行便は出ていないようなので今回は日本からの直行便が出ている上海と広東省の広州から行くケースを想定してみます。

上海から行く場合

  • 飛行機直行便:約3時間半
  • 高速鉄道:約11時間半

広州から行く場合

  • 飛行機直行便:約1時間45分
  • 高速鉄道:約3時間半

広州から行く場合は高速鉄道で、上海から行く場合は飛行機が良いかもしれないですね。
広州からのフライトは基本的には夜九時半発なので到着が夜中になってしまいます。

南寧は基本的には普通の大きな町と言ったところで特筆すべき見どころはあまりありません。地下鉄や路線バスなどの公共交通機関はかなり便利なのでゆっくり街歩きを楽しみましょう。

町中のちょっとしたスポットを2つ紹介します。

邕州老街

場所はこのあたりです。地下鉄民族広場駅から205番バスで邕州老街駅で下車です。


普通に生活感が漂っており現地の古き良き生活を垣間見ることが出来ます。昔からの建築物も多く残っており、南寧では数少ない昔ながらの南寧を見ることが出来る貴重なスポット。


民生広場をゆっくり散歩してみましょう

ここは観光スポットでもなんでもない場所ですがゆっくり散歩をするのには良い場所かなと思います。
邕江という巨大な川沿いを風に吹かれてのんびりするのは中々気持ちがいいです。


南寧のランドマークの古い塔も良い味を出しています。

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南寧は郊外にも魅力的なスポットは点在していますが今回は広西チワン族自治区への入口として紹介しているのでご興味がある方は是非ご自身でも南寧の魅力を調べてみましょう!

今回のお話は以上です。次回以降は本格的に広西チワン族自治区の穴場を紹介していきます!

ではでは~

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