投稿者: 免許編もいよいよラストです！ここまで来た皆さんは運転したくてウズウズしているのではないでしょうか？国際的に色々言われる中国ではありますが旅行をするにはかなり魅力的で面白いスポットや秘境が多くあります。
目次
少し前に一生に一度は行くべき中国の穴場スポットを紹介する特集もやっておりますので是非こちらもご覧ください。
車を運転しないと行けないようなスポットもいくつかあるので新しく手にした免許で羽ばたいていきましょう！
中国の免許区分纏め
前回と前々回ではそれぞれ自動車とバイクの区分のみ纏めていたので全ての自動車関連免許区分を紹介します。中国ではアルファベットで免許区分を示しています。
今回のシリーズではC1とEでしたね！基本的に大は小を兼ねる考え方です。
中国免許の点数は・・？
今回紹介した普通自動車のC1と自動二輪車のEは12点です。その他の免許に関しては外国人がその他の免許を取ることも無いと思いますので当ブログでは割愛します。
減点は程度により12点、6点、3点、2点、1点。
酒気帯び運転などは12点で一発レッドカードで免停で免停週に運転すると取り消しだったかな？
信号無視は罰金200元＋減点6、シートベルト無着用は罰金200元＋減点2。
前回記事でも出していましたが、電子免許証を持っていると現時点で何点引かれた状態なのかリアルタイムで確認できます。
中国ではどんな風に捕まるか？
日本の場合はネズミ捕りや巡回している交通機動隊やオービスが今でも主流だと思いますが、中国では飲酒検問以外で交通関係警察とやり取りすることはあまりありません。
国策も関係あるのでしょうが中国メーカーのAI監視カメラは世界的にも優秀で基本的には監視カメラの画像を自動判断して減点かどうかを決めているようです。
筆者もシートベルトと信号無視でバッチリカメラに収められました。
警察カメラにとられてしまうと交通警察から運転していた車/バイクの所有者の携帯電話番号にSNSで交通違反をしている旨のメッセージが送られてきます。
実際に運転していた人が減点対象なのですが借りていた車などの場合は持ち主が身代わりで減点されるようにすることも・・・・・
減点されますメッセージが来た場合は15日以内に最寄りの交通警察に出頭して処理します。
減点者用のカウンターがあるのでそこで減点の手続きをし処分決定書（处罚决定书）をもらいます。
交通警察（交警）の受付時間は午前は8:30～12:00、午後は14:30～18:00。
納得いかない場合は証拠写真を見せてもらえるので遠慮無く見せろと言いましょう。
処分決定書をもらったら次は罰金の支払いですが以前記事にしたAlipayを使ってスマホで払うこともできますし郵便局や地下鉄駅の生活インフラ費用支払いマシンでも払えます。
引かれた点数の取り扱い
日本：減点をされてから1年たてば減点された点数は回復
中国：免許取得日が来れば減点分は0になる。
中国ルールはちょっと独特で免許取得日が来ればまた12点から1年スタートします。
どういうことかというと2010/10/10に免許を取得したとして、2011/9/25に信号無視で6点減点されたケースだと、その6点は1年後に消えるのではなく、2011/10/1に消えることになります。
したがって更新前のドライバーは運転が荒くなる傾向があるとか（笑）
中国で運転する際の注意点
まずは左ハンドルの国なので走る位置などは日本と逆ですのでまずは慣れることに念頭を置きましょう。それほど悩むことも無いかと思います。
大まかに言うとこんな感じです。
- 中国人だけあって車も割り込み大好き
- クラクションをよく使う
- 田舎に行くと道路に穴が空いていたりするので要注意
- 外地ナンバーが入ってくるのを制限している自治体がある
- 軽微な事故以外は事故の状態のまま現場を保全する
外地ナンバーの話なのですが大都市などでは急速な自動車所有者数の増加により当自治体以外のナンバーが付いている自治体が結構見受けられます。
例えば広東省の深セン市では平日の7:00-9:00,17:30-19:30の時間帯は外地ナンバーの車が入ることはできません。例えば7:00前に深セン市に入っている場合は9：00を過ぎるまで駐車場から車を出す事ができないです（駐車場や車庫に置いて置くのはOK）
地域によりますがそこまで荒れている感じではないので道が広い中国は思いのほか運転はしやすいと思いますが日本よりも慎重に運転をするようにしましょう。
中国語を完全に話せれば別ですが言語が分からないで事故を起こすとかなり厄介です。
次回はレンタカー/レンタルバイクの借り方です！
ではでは！