皆様あけましておめでとうございます!
やはり旅行日記と旅の攻略法が当ブログにはふさわしい。
2025年も引き続き中国を中心に旅は続けていきたいと思います。
中国全国津々浦々色んなエリアへ行きましたがやはりグランドキャニオンのような風景が見れる黄河周辺と黄土高原が好きです。ちょうど一年前の元旦は黄河が通る蘭州でした。
目次:
絶景が拝める黄土高原とは?
- 中国の北西地方、黄河中流域の黄土分布地を中心とする高原。
- 一帯は土壌流失、塩類集積、砂漠化が激しい。無数の水流が削ったために溝だらけのような状態の地形(「千溝万壑(せんこうばんがく)」)になっている。その要因として、森林伐採、過剰な開墾・放牧による植生の破壊、戦乱などが挙げられ、その影響は数千年前から始まっているともされている。(wikipediaより引用)
- 面積:約40万㎢(日本の面積38万㎢)
色々な要因が重なって出来上がった台地で雄大な風景を感じることができます。
去年甘粛省で見た風景がイメージに近いかなと。
山西省の省都・太原へ
今回の旅のメインは山西省北部の大同ですが広州からの直行便が無いのでまずは省都の太原に向かいます。省都なので中国の各メイン都市から直行便が出ているのでアクセスはOKです。
国際的な知名度は北京や上海には及びませんが中国では存在感のある町です。
- 人口:約530万人
- GDP:76,061百万ドル(ガーナと同等)
- 主要民族:漢族
明の時代から栄えていた都市で晋商と言われる商人が歴史上でも有名。
当時の城壁都市も残っており多くの観光客を引き付けています。
ただし今回は市内や旧市街には入らず郊外にあるちょっと特殊なスポットへ行ってました。
2500年の軍事駐屯地へ【店頭古堡】
先述した太原市内には明の時代を感じさせる遺構も多く魅力的なスポットが盛りだくさんですが今回は郊外にある昔の軍事駐屯地に行ってきました。
広東省の広州空港から2時間半の距離。
広州空港のT2は新しく屋外庭園でタバコが吸えたり市内と同じ価格のレストランが多くあったり中々に過ごしやすいです。
搭乗口からバスに乗って何故かT1エリアへ行きブリッジの階段を自分で登っていくという謎の登場ルート。最初からブリッジがあるところから登場すればよかったのでは?(笑)
機内食のお弁当は美味しい中華だったので良しとします。最近の中国系の航空会社が出す機内食は中々美味しいですね。
南国広州は20度ちょっとで到着時刻の太原は-10度。
30度差は中々厳しいですが中国の空港は基本更衣室があって空港出る前に着替えができます。
前置きが長くなりましたが2500年前からあると言われる軍事駐屯地へ向かいます。
空港からは20キロ弱なのでタクシーで向かいます(600円くらい)。
中国のタクシーは安くて助かります。
因みにタクシーは愛国バリバリ野郎でした。
身分を隠して色々話しましたがまぁ正常な人間では無いですね。
場所はこの辺りです。
資料が少なく多くの情報はありませんが、2500年前の軍事駐屯地だったという事は分かっています。入場料は400円でした。
中は中々いい雰囲気。現在は住んでいる人もいませんが当時の歴史を垣間見ることができます。
石を積み上げて作られているのが特徴的です。
いかにも古い時代の中国といった雰囲気です。
但し暗い時間帯に来たら相当怖そうですね・・・
廃墟好きな一部マニアの間では有名ですね。また映画の舞台でも結構使用されているようです。
また、石を積み上げているのがちょっと中東やアルメニアの建造物にも似ています。
今回は大同に行く前にちょっと寄ってみた太原でしたが中々貴重なもの見ることができてよかったです。穴場で観光客も少ないのでおススメスポットです!
一部始終を動画にもしているので是非ご覧ください。
次回はいよいよ大同へ向かいます。
2~3回に分けてレポートをしたいと思います。
ではでは!
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