ずーっと行きたかった大同です。
国際的な知名度はそれほど高くありませんが、色んな意味で日本との関わりもあるので調べてみても良いかもしれません。
さて、日本人の間でも非常に有名なのは刀削麺ですね!
今でこそ中国各地で食べられている刀削麺ですが大同の刀削麺が一番有名なので是非一度食べてみたかったのと筆者が好きな黄土高原の絶景と古都の魅力がたっぷりな都市なので来てみました!
目次:
山西省第二の都市大同とは?
- 人口:約310万人
- 主要観光地:雲岡石窟、大同古城、懸空寺
- 有名産業:炭鉱
街の郊外には多くの炭鉱があり地方都市ではあるものの一部の方は非常に裕福な暮らしをしているようでした。また、その炭鉱をめぐって日中戦争時には色々な事件が起きています。
大同市はこの辺りで内モンゴル自治区にかなり近いです。
山西省は他の省と比べても仏教色が強いイメージで大同の旧市街には多くの有名な仏教寺院があったり街中の雰囲気も他の地域とは少し違っている感じです。
世界遺産の雲岡石窟には多くの仏像を見ることができます。
食事は麺類が豊富な地域で特に刀削麺が有名!町のいたるところに刀削麺の専門店があります。
地元民には刀削麺と同じくらい人気があるのが小麦に豆の粉を練り込んだ圧豆麺です。
世界遺産雲岡石窟へ
大同に来た一番の目的です!いよいよ世界遺産の石窟へ向かいます。
市街地からは路線バスで40分ほど、タクシーで15分ほどのアクセスです。
入場料は約2,000円なので中国の世界遺産としては良心的な価格設定です。
エントランスのところで600円でスマートガイド(中国語or英語)を借りてみました。
やはり歴史遺産は説明を聞きながら歩くのが良いですね!
参道からして中々に見事です。
流石に1600年程前から存在している石窟群です。
約150年かけて彫られただけあって約59000もの佛があるそうです。
主要石窟は45か所。早速見ていこうと思います。
風化していたり破壊されているものが多いのもリアリティさを感じます。
膨大な数の石窟なので状態のいいものをピックアップして紹介したいと思います。
筆者が行った日は博物館の閉館日でしたが是非併設されている博物館にも行ってみましょう。
石窟自体は半日3~4時間ほどで全部見ることができると思います。
お土産は萌え萌えな仏様。ちょっと日本のアニメっぽいですが良いのかな?
世界遺産だけあって非常に見ごたえがありますので是非皆さんも行ってみましょう!
旧市街散策
大同市は旧市街も非常に有名。
約700年前に築城された城壁都市です。
多くの仏教関係の遺産や古い建築物もあるのでまる1日ゆっくり見て回れます。
まずは有名な仏教寺院の華厳寺。
同じ名前の寺院は中国各地にありますが有名なのは大同の華厳寺と西安の華厳寺です。
この旧市街のイメージは少し京都に近いかもしれないです。
古い町並みは中々に魅力的。いわゆるコテコテの中国を味わいたい方には合ってます。
因みに夜はライトアップされていて非常に美しいのでナイトウォークも楽しい。
仏教色が強いエリアですがイスラム教徒も結構います。
ライトアップされた大きな中国風モスクが美しい。
中国風だけどちゃんと2つのミナレットがありますね。
ロータリーには鐘楼があったり何か美しいオブジェがあります。
旧市街は夜に回った方がいいのかもしれないです。
昼であれば城壁の上を歩くこともできるようです。
次回以降の記事で紹介しますが色んなグルメも堪能することができるので1日使ってゆっくり回ってみるのがおススメです。
次回は大同郊外の大自然と廃墟群&スノボのお話をしたいと思います。
お楽しみに!