前回の記事で次回は四川と台湾だ!と書いていましたがその前に何回か週末が来るのでいつもの自分らしく週末弾丸旅を楽しみながら広東省をメインに穴場スポットを紹介していきます!
広東省の日本でも知名度がある都市というと・・・ハイテク都市深センや省都広州などの大都市と世界遺産があって地球の歩き方にも掲載されていた開平などだと思います。
広東の面白スポットは台山にあり
筆者が住んでいる広東省から各スポットまでバイクで160キロ~200キロ。
以前も数回行ったことがあるエリアなので過去記事も併せてごらんください!
(リンクは本記事の最後に張っておきますので是非!)
目次:
中国鉄道の父とノスタルジーな街並みが魅力的な台山市斗山鎮
台山市は江門市に所属している自治体です。
(中国は市の中に小さな市がある事が多くあります)
華僑を多く輩出しており東南アジアやアメリカなどにいる華僑の多くは江門の出身者である事が多く世界遺産で有名な開平や台城市街地になる建築物は華僑が海外から持ち帰ったデザインが生かされているものが多いです。
また、中国初期の鉄道を作った人で有名な歴史的人物の陳宜禧が活躍した地としても一部の方の間では有名です。
台山市斗山鎮に小さな記念公園があります。
新幹線の台山駅からはタクシーで1時間ほどの位置です。
中国の近代史を紐解く上では重要なエリアです。
昔の汽車が展示されており歴史が分からなくてもノスタルジーを感じる事ができます。


汽車にも貼られている通り1909年に開通した中国初期の鉄道が記念されています。
大きく成長するような国ってやはり最初に何かをする超絶優秀な方っているんですね。
中国は唐の時代や清の時代~近代の貧しい時期を経て現代など大きく成長した時代があるのでこんな人材が多く出てくる素地があるのではないかと思います。


短い路線ですが一歩目というのは偉大でこの地域の人の生活が大きく変わったのだと思います。

公園周辺はノスタルジー感が漂う華僑の町が広がっていてのんびり散策する事ができます。
中国南部はスコールが多いので雨を避けられるように少し道に突き出たようなデザインで騎楼と言われています。


郊外は風光明媚な村落と田んぼが広がっているのでのんびり散策するのが気持ちいい。
4月ですが温暖な広東では田植えがほぼ終わっています。

世界遺産レベルの建築群ー浮月村
江門市には開平という華僑建築物碉楼世界遺産の町が有名ですが華僑が多い台山の各村落にも小規模ながらも魅力的な碉楼が点在しています。
混雑している世界遺産を避けてゆっくり建築物を見たい方にはお勧めです。
浮月村は上記斗山鎮の郊外にあります。
約4キロくらいでタクシーで5分程度の距離です。
一応観光地化はされていますが観光客はほとんどおらず入場料も中国にしては珍しく無料です。
村の入り口はこれが目印です。

中に入っていくと早速多くの貴重な1917年~1936年の建築群が出迎えてくれます。
規模は小さいものの世界遺産の開平に引けを取っていません。
西洋な世界各国のデザインと中国のデザインの融合が不思議な魅力を醸し出しています。


中国どこに行っても類似している建築デザインが無いのがGOODです。




村の奥に小さなお土産マーケットがあるので物色してみるのも楽しかったです。
台山に関する記事は過去にいくつか書いているので是非こちらもご覧ください。
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