これは2014年佛山市在住時の出来事。2014年以降は3連休で結構東南アジア旅行に出るようになります。今回はずーっと行きたかったマレーシアに行きます!
まずはマラッカへ行きます。マラッカには実はイランで出会っていた重慶人のお姉さまがいるので家に泊めてもらうのと再会で行くことにしました。出会いの話についてはこちらのイラン編をご参照ください。https://noriotravel.tours/2022/04/25/dabuliz1/
私が住んでいる広東省から東南アジアは距離的にも近くLCCが大量に飛んでいることから激安で行くことができます。今回の往復航空券は1万円ちょっとでした。

クアラルンプール空港からは直接バスでマラッカに向かいます。マラッカ海峡で有名なマラッカです。思ったより時間がかかってしまいます。新幹線があればなぁ。。

ちなみにマラッカは華僑が非常に多い町。基本的には広東系、福建系、潮州スワトウ系の中国南部の人たちです。中々負の歴史が多いのですがここでは伏せたいと思います。

早速お姉さまと再会して昼食を取りに行きます。僕のリクエストは福建華僑が独自開発した肉骨茶(福建語でバクテー)です。マレーシアやシンガポールにしかありません。中国の福建省には存在していない面白中華です。独自アレンジの漢方や醤油などで肉を煮込んだものです。かなり味わい深く一回食べたら病みつきになります。少なくとも滞在中に5回は食べに行ってます。

マレーシアはマレー人とインド人と華僑の3大民族で構成されており、食べ物はかなり多彩で面白いグルメ最強国家だと認識しています。
お姉様は飲食店(ニョニャ料理屋)の仕事があるので一旦お別れして旧市街を歩いてみます。かなり中国と西洋の中間のような時空を捻じ曲げたような空間がそこにはあります。

そして欧州風の教会がちらほら。マラッカはかなり複雑な歴史があってポルトガル時代、オランダ時代、イギリス時代、その間に欧州人についてきた華僑が幅を利かせた時代があり日本時代をへて再二次大戦後にまたも複雑で混迷を経て現在に至っているのでかなり色んな民族の雰囲気が残っています。
また、マラッカの旧市街は世界遺産にも認定されております。因みにこのエリアは普通に中国語が通じます。最近の華僑も中国標準語を勉強しているのが時代の移り変わりを感じます。昔は中国標準語を田舎者の言語だとして小ばかにしている人も少なくありませんでした。


お楽しみのニョニャ料理。重慶姉さんが勤務しているニョニャ料理屋さんへお邪魔します。ごちそうして頂きました。ニョニャは色々複雑な歴史背景があるのでここではざっくりと説明をしますと、中華系移民の末裔の女性の事でニョニャ料理とは現地料理とアレンジがされている独特の料理です。個人的には中華とマレーの中間のような料理です。一番右のニョニャ風オタオタは絶品。魚のすり身を独自の味付けにしています。インドネシアとか周辺国にもありますがニョニャのは独特。

重慶姉さんの寮へ行き従業員の方々と飲み会。そのままみんなで部屋で雑魚寝でした。なかなか大学生ノリで滅茶苦茶楽しかったです。華僑たちの中国語は若干聞き取りずらい。
マラッカのお話は以上です!
次回は中学の同級生が駐在している首都クアラルンプールです!
ではでは!