これは2015年2月の出来事です。香港からアエロフロート直行便でウラジオストクまで一直線です。
アエロフロート搭乗は実は初めてではなくイラン編でモスクワからテヘランに飛んだ時がアエロフロートでした。その時の話はこちらをどうぞ→https://noriotravel.tours/2022/04/11/mosukuwa-teheran/
客室乗務員の方の美しさは僕が乗った飛行機の中では断トツの1位だと思います。

あくまで噂なのですがアエロフロートの操縦士はロシア空軍経験者がほとんどで飛行技術は一級品だが中々荒っぽいと聞いていましたので若干ドキドキです。香港からは約4時間。意外と近いです。まぁ僕には他の飛行機との違いは分かりませんでした(汗)
入国について唯一の不安要素はビザでしたがなんてことはない。入国審査官も大して何も見ず僕のパスポートめくら版を押してしまいました。案外テキトーなんですね。
市内までは列車が出ています。確か10ルーブル程度だったと思います。市内までは30分ほど。ウラジオストク駅に直接到着します。

ウラジオストク駅はモスクワ行きのシベリア鉄道の始発駅。感慨深いものがあります。海外の駅舎って何か凄く威厳を感じるものが多いです。ちなみにプラットホームにはシベリア鉄道のスタート地点であるという記念碑のようなものが立っていました。

ウラジオストクはそこそこ大きな都市で戦前には日本人や中国人、朝鮮系の人も多く住んでしました。また、昔は清の領土だった時代もあります。なので中国語では旧地名の「海参崴」と今でも表記をされております。
「ウラジオストク」のロシア語の意味は「東方を支配する」だそう。物騒な名前ですが極東エリアも勢力に入れておきたいのと不凍港が死ぬほど欲しかったロシアの思いが詰まっている気がします。
- 人口:約60万人
- 極東部第2の都市で極東連邦管区の本部がある
- 気候は他のシベリア地域ほど寒くなく2月の最低気温は-15度ほど
- 歴史要因かウズベク系やウクライナ系の住民も多くいる
昼食は当然ロシア料理ですが中々物価も高いのでちゃんとしたレストランではなく作り置きを並べているお店に行きます。指差しで好きなものを安く食べることができるのでロシア庶民には人気です。

ビーフストロガノフとポテトサラダ、ロシア黒パン+サラダ+ウハー(魚のスープ)。まぁ作り置き指差しスタイルなので見た目はレストランほど美しくはないですが旨いです。日本時代からロシア料理は大好きで東京でよく食べていました。広州でもロシア料理はよく食べに行きます。
そして午後も小腹がすいたので道端で串焼きのシャシリクと紅茶で一服です。

今回の旅は色んなところへ行くのですが基本的にはロシア一般市民の料理を存分に味わう旅になっています。極東は観光スポットもそれほど多くないですしね。
今回のお話は一旦ここまで。
次回は本格的にウラジオストクを観光してみます!
ではでは!