中国 旅行

【中国旅行】久しぶりの貴州省で超希少な少数民族「亻革家族」の村落へ。

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これは2017年1月の出来事。久しぶりの貴州省へ行きました。超久しぶりの貴州省にワクワク!

広州からは新幹線で省都の貴陽までは5時間ですが今回は飛行機で飛んじゃいます。約1400キロ。

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中国に関わった事がある方はご存じだと思いますが貴州省は少数民族の故郷と言われるほど少数民族人口が多く、種類も数多く存在しています。

貴州省全人口が約3800万人で1400万人が少数民族人口。

中国全体では14億人で95%が漢族で5%しか少数民族がいないことからも貴州省の少数民族人口の多さが分かるかな?と思います。

貴州省ではミャオ族、プイ族、トン族、トゥチャ族、イ族、仡佬族、水族、回族、ペー族、ヤオ族、チワン族、畲族、毛南族、满族、モンゴル族、仫佬族、チャン族等が暮らしているようでかなり他民族で文化もミックスしているので中国の中ではトップレベルの楽しさを誇っている省です。

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色んな民族がいて見ていて飽きないですね!


中国には56種類の民族がいると中国政府は認定しております。しかし政府発表の中に含まれていない少数民族も一部いるので実際には60~65程度の土着民族がいるという説があります。

今回は亻革家族(にんべんに革です)の村への訪問ですがこの少数民族は人口も3万程度いると言われていますが中国政府発表の56民族には含まれていないレアな存在。したがって中国人の間でもほとんど知られていない存在ですが何故か国連が保護対象としているという謎が深い民族ですね。

謎が深いとは言え未開の人達ではないので普通に村には訪問できます。昔の地球の歩き方にもイ革家族の村は必見!と書いてあって車をチャーターしないと行けない秘境スポットとなってました。

中国の経済発展の波はここまで来ていました。貴陽からミャオ族トン族自治州の凯里まで高速鉄道でわずか30分。鉄道網以外にも道路網が整備されてしまっており凯里からミニバスで村まで1時間弱。

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貴州省や雲南省などの中国西南地方では至る所で焼餅が道端で売られていて日本の物と全く同じ味。中には甘めのあんこがたっぷり。西南地方と日本には共通するものがかなり多いな。例えばフナのなれずしとかね。

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と言うわけで貴陽から一昼夜かかると昔は言われていたイ革家族の村へは何と1時間半・・・苦労して少数民族の村へ行くのも旅の醍醐味ではありましたが・・・

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村の名前は麻塘イ革家寨。立派な門。

村はいたって小規模で1時間もあれば全て回れてしまいます。
おばちゃん達は今でも民族衣装をきて暮らしているのが何とも素晴らしい。

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系統的には同じく山間部にいる民族のトゥチャ族、トン族、ミャオ族などに近いそうですが、彼女たちがかぶってい帽子は独特でどの民族とも異なっています。

因みに少数民族エリアは若者が多くいたりしますが少数民族は一人っ子政策の対象外だからかな?と思われます。(2022年時点では既に撤廃)

村自体はいわゆる山間部にある少数民族のそれでした。若い人は都市部へ出稼ぎ。農業に従事している人は畑仕事などで僕が入村したときは上のオバサン2人以外の人と接することはありませんでした。

全く観光地化されていないので店も無く村の外れに唯一のろうけつ染めの土産物屋がある程度でした。

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ざっと見た感じ200世帯も無かったと思います。1時間もあれば村全体を回ることは可能です。

凯里の町に戻り夕食タイム。やはり中国南部は基本ビーフン。もういい加減飽きてきたな・・・まぁ牛の出汁が良く出ていて美味ではありました。

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街を歩いていると道端でライスバーガー?を販売していたので食べてみますが・・・非常に馴染めない味・・・貴州省はドクダミを食べるのを忘れてた・・どーもドクダミだけは馴染めない涙

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と言うわけで久しぶりの貴州旅行もここまで!

次回は再び海外に出ます!長距離バスで広東省からベトナムへ行ってきます!

ではでは!

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