これは2019年9月の出来事です。6年ぶり2回目の海南省。中国最南端の省ですね。
以前の海南ブログはこちらをどうぞ。
昔々は広東省の一部でしたが80年代に独立した省になっています。
省になってから歴史が浅いせいか今でも海南島という呼び方が大勢を占めています。
海南島ですが一昔前であればロシア人が大挙してリゾートに来ていたり男の遊び場が大量にあったりとかしたせいで男の楽園とも呼ばれていました。
今はすっかり整備浄化されており家族連れでも十分に楽しむことができるリゾート地になっております。今回の3連休ではのんびりとビーチでまったりしたいともいます。
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広州から海南島南部リゾートの三亜は飛行機の直行便で行くのが便利。1時間半ちょっとのフライトで往復でも20000円程度と格安です。

三亜はラマダやウエスティンなど有名高級リゾートホテルも多くあるのですがおススメは海岸沿いにあるレンタルルームです。マンションの空き部屋を格安で借りることができます。c-tripなどで簡単に探すことができるのでお試しいただければ。(c-tripは以下trip.comの中国版です)

今回借りた部屋もベランダが大きくビーチまで徒歩5分の絶好のロケーションでした。ベランダでビールを飲んでまったりしているだけで気持ちよくなってしまいます。

まぁ折角なので周辺を探索して美味しい物も食べてみたいと思います。ちなみに海南島の海鮮料理は意外とイマイチなので海南ならではのものを食べてみます。
左がヤシアイス。濃厚な甘みがたまりません。右がヤシの実で炊いたモチ米。ほんのりとした甘さとミルキーな味わいがもち米に非常にマッチしているので海南に来たら絶対食べるべきですね!


三亜の東部に位置する個人所有の小さな島。蜈支洲島へ半日ツアーで行きます。ここの海は中国でも屈指の透明度を誇っているのではと思いますがなぜか遊泳禁止なのが非常に残念。
スキューバ教室があったりしますが僕は水が怖い人間なので横で見るだけにしておきます。





夕食は海南省のあちこちで見かけます抱羅粉です。粉=ビーフンですね。
これが他地域では全く味わえることがない独特の味わい。砂糖が多く入っているせいか甘い。それでいて酸っぱい。甘酸っぱいの割合が甘いに少し傾いている印象です。色は黒め・・見た目はともかく美味しいといえば美味しい。

海南はビーチリゾートだけと思われがちでリゾートで働いているのも東北系の方が多く現地人や現地の文化に接することができる可能性は低いと思われがちですが、その他の面白スポットもいくつかあります。
崖州古城は中国最南端にある古い町?城?ですね。日本とも若干の縁があって唐の時代に和尚さんが日本へもっていこうとしていた仏典がここに保管されているとか。


周辺は古い町が保存状態も良く現在進行形で人が住んでおり、いい雰囲気を醸し出しています。地元民の言語を聞いていると福建南部の言葉に結構似ていることが分かります。むかーし福建から引っ越してきたという話も依然聞いたことがありますね。






帰りは最南端の三亜から最北端の海口へ1時間ちょっとの新幹線でむかい飛行機で広州まで戻りました。夕焼けが写真加工したかのような美しさですね!海口で海南最後の晩餐。広東風に調理された海鮮をガッツリ食いました!



次回のお話は・・・浙江省の寧波と上海です!
ではでは!