中国旅行

人生で一度は絶対行くべき中国各省と自治区のスポット~内蒙古自治区編⑤西部編

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日本の4倍近くの面積を誇る広大な内モンゴル自治区ですが今回は西部の紹介をしていきます!


内モンゴルの概要を知って多くと内モンゴル編のお話を楽しくご覧いただけると思うので概要編をまだご覧いただいていない方は是非こちらをご覧ください。


西部の場所は大体この辺です!今回もマニアック過ぎず上級者以外の方も気軽に行けて尚且つ観光客が殺到しないけど最高の風景を見ることができるスポットを紹介していきます。

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西部地域は内モンゴルの他地域と少し雰囲気が違っており、イスラム教徒の割合が少し多めだったりゴビではなく砂の沙漠が広がっていたりします。また、他地域よりも少し乾燥気味かもしれません。


マニアック過ぎずと言いましたが少し辺鄙な場所にあるのも西部地方。日本在住の方が旅行で行くには少し時間が必要かもしれません。

大手日系商社も進出している資源の町オルドス

日本でも一部の方は聞いたことがあるかもしれません。カシミヤが非常に有名で日本にもオルドスから相当な量が輸出されています。また、三井物産が鉱山投資などをしているので日本人も数人ですが住んでいたりするようです。
また片田舎の町なのですが中国国内の地方自治体別一人当たりGDPランキングNO1です。資源を持っているというのは最強なんですよね。


オルドスへの行き方は数パターンあるのですが日本から行く場合は北京か上海あたりから直行便の飛行機で行くのがベストかもしれません。


北京から行く場合

  • 直行便フライトで1時間40分/一日6便(オルドス・エジンホロ国際空港)
  • 列車:約14時間/一日2便(北京西駅→東勝駅)

上海から行く場合

  • 直行便フライトで2時間45分/一日1便(オルドス・エジンホロ国際空港)
  • 列車:約23時間/一日2便(上海→東勝駅若しくはオルドス駅)


そんな金持ちな地方自治体のオルドスですが穴場観光スポットはモチロン存在しています。

砂の曲線が非常に美しいクブチ砂漠

中国語では库布齐沙漠と書きます。中部の石ころが多いゴビ砂漠と違ってキレイな砂の沙漠です。ちょっとシルクロードチックな雰囲気も味わうことができます。
観光客も少な目で中国の連休中であっても込み合うことはまずありません。

場所はこの辺り。オルドス市からは230キロほどの距離です。


公共交通機関も一応出ているようですが非常に本数が少なく一日で市内から往復するのは困難だと思いますのでタクシーをチャーターして行くかレンタカーで行くのがおすすめです。
(国際免許は使えませんが日本の免許があれば1年有効の臨時運転許可を無試験でもらうことができます。申請方法についてはいつか別記事で書きますね!)

特に夕焼けの時間帯が素晴らしい。砂漠の向こうに沈んでいく夕日を見ながら食べるお弁当は最高です!(当然ながら近くにレストランは無いので食事は持参しましょう)
ドローンを持っていけば更に素晴らしい映像が撮れるかも。


近くにホテルなどはありませんが、売店の空きスペースや空き部屋に一泊1000円程度で泊めてもらうことができます。(まぁこの辺は上級者向けかも)。トイレやシャワーなんて贅沢なものはありません。
沙漠でぶっぱなしましょう(笑)。ベッドで寝られるだけマシです(笑)

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夜の沙漠も一面の星空ですので是非行ってみましょう!(方向感覚を失いやすいので遠くまで行きすぎないように要注意です。実際遭難している人もいます)


まるで童話の世界!エジンの胡楊林は一見の価値あり!

エジンは中国語で额济纳です。
地球の歩き方にも紹介されている有名なスポットですが一見の価値ありです!
基本的にエジンも砂漠地帯で非常に乾燥しています。

場所はこの辺り。かなり新疆ウイグル自治区寄りですね!行くのも少々大変ですが是非チャレンジをしてほしいところです。


まずはエジンへの行き方ですが内モンゴル自治区の中心地であるフフホト(呼和浩特)から行く場合ですが、夜行列車で行くことをお勧めします。

  • 列車 19:25フフホト発ー次の日10:18エチナ着/月曜日と金曜日に運航(週二便)

旅の楽しみは観光地を見るだけでなく移動そのものだったりしますね。中国の夜行列車ですが寝台車であれば最近は割ときれいに保たれておりゆっくり休むこともできます。
その他では西安から直行便のフライトがあるようですが便数はかなり少ないようです・・・

メイン観光地の胡楊林は市街地から徒歩で行くこともできますが観光スポットは非常に広大なので全部を見るにはタクシーをチャーターするか現地の一日ツアーに参加するのが良いかもしれないです。


童話の世界というか神秘的な風景が広がっています!(写真は知人からもらいました)。
沙漠と黄金色とオアシス湖と空の青色のコントラストが抜群です。

9月末~10月中旬が丁度葉が黄色くなる頃です。観光客は少々多めなので早めのホテル予約が必要かもしれません。また、シーズンオフの真夏に来ると葉っぱは緑なのですがそれはそれで違った魅力なので時期をずらしてくるのも手です。


また近くには黒城遺跡と言う古代シルクロードを物語る町の跡地があるので是非見に行ってみましょう。中国北西エリアの歴史を感じることができ夕焼けや枯れた木々と合わせてみると非常に神秘的です。

エジン市内からは40キロほどでタクシーで1時間ほど。

栄枯盛衰を感じます。美しい沙漠の中に佇んでいます。


と言うわけで内モンゴル自治区西部編でした!

次回は国境が繋がっているモンゴル国への陸路での行き方です!

ではでは!

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