中国 旅行

人生で一度は絶対行くべき中国各省と自治区のスポット~内蒙古自治区編①概要~

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内モンゴル自治区のおすすめスポットを紹介していくシリーズです。
このシリーズでは旅のスペシャリストでなくても行ける超おススメなスポットを紹介していきます。


このシリーズは中国全土の省と自治区のおすすめスポットを面積が大きい順に紹介していきます。今回は中国で3番目に大きな地方自治体であります内モンゴル自治区編です。

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2位のチベット自治区の紹介をしたいところでしたが現時点でチベット自治区への外国人の個人旅行が認められていない(ツアーではOK)のでまだ未訪問です。いつかバイクでチベットに行きたいんですよね~


さて内モンゴル自治区ですが面積や118万㎢と日本の約3.7倍もの広大な面積を誇っています。
地図でいうとここです。モンゴル国&ロシアと長い国境線で繋がっています。
因みに中国語では内蒙古です。分かりやすいですね。

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内モンゴルも色々複雑な歴史を経た上で現在の行政区分になっています。色々な意見や見解があるかと思いますが一旦は現状を元に話を進めていきます。

内モンゴルはその名の通りモンゴル系の住民が多く暮らしています。

  • 人口:約2400万人(モンゴル族は420万人)
  • 中国全土では600万人以上のモンゴル族がいるのでモンゴル国の人口340万人を大幅に上回る
  • 沙漠が多く黄砂の発生源にも
  • 主要民族:漢族、モンゴル族(その他ではエヴェンキ族やダウール族がいます。いずれもツングース系だったりモンゴル系に近かったりします。)
  • GDP:324000百万ドル(コロンビアと同じくらい)
  • 面積:118万㎢(日本の3.7倍)
  • 冬は死ぬほど寒く、地域によるが-10~-30度ほど。

とまぁとにかく広大でいろんな人たちが住んでいます。モンゴル族は現在でも多くの人がモンゴル語を話していたりしますが話者は年々減っているようです。


以前のウイグル自治区編でも人民元札の紹介をしていますが今回も少し紹介します。
中国のお札の裏には最上段が中国標準語のアルファベット表記、中断右がチベット語、左下がウイグル語で右下がチワン語、そして赤枠部分がモンゴル語です。
全て中国人民銀行と表記されています。いずれも自治区になっている比較的人口が多く独自文化を保っている民族の言語が採用されています。

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モンゴル系の方は基本的にはチベット仏教を信仰しておりチベット系の方々との共通点も多く持っているのでチベットとモンゴルを混同している人も多くいますが、全く違う民族です。

広大な面積を誇る内モンゴルは地域ごとに結構違う

独断でこんな風に分けてみました。第2話以降で詳しく話していこうと思います。


食事は東北地方は米を食べることも結構ありますが、全体としては小麦系が多め。
後は蕎麦の生産が盛んであることから日本とそっくりの蕎麦が食べられています。しかも十割蕎麦。
かつお出汁ではありませんが、醤油スープと蕎麦は中々マッチしてます。


写真左は小麦系の内モンゴル風朝食。右が内モンゴル風蕎麦。写真にも少し映っていますが内モンゴルではヨーグルトやチーズなどの乳製品も豊富です。


そして内モンゴル各地で親しまれている馬乳酒。乳酸を発酵させた蒸留酒だったりドブロクのような濁ったものまで多種多様ですが、共通点としては度数が55度以上とかなり高い。
その度数が高い酒をお椀で一気飲みしまくるのが内モンゴル式。彼らと酒を飲む機会があるのであればそれなりに気合を入れていく必要があります(笑)。こんなこ洒落た瓶に入って売っています。

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と言うわけで雄大な自然と独特の文化を持った内モンゴル自治区のおすすめシリーズをスタートです!

次回以降で詳しくお話していきますので是非ご覧らください!現在業務多忙にて更新頻度が落ちていますが今後も引き続きノリリンブログをよろしくです!

ではでは!