旅行の記録を専門に書いているブログなので自分が居住している場所の情報はどうしても少なくなりがちになってしまいます(旅行って外のエリアに行きますからね)
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大連は東北の香港と呼ばれ省都の瀋陽よりも経済発展が早くあか抜けている町です。約700万人の人口を誇る市ではありますが町としては比較的コンパクトで生活がしやすく、2012年ごろまではサッカーが盛んで大連実徳というプロ球団には韓国代表のアンジョンファンも所属していたことが有名。
大連(DA LIAN)の語源はロシア語で遠いを意味するダーリニーです。そこから変化してDA LIANに鳴っているようです。なのでこのエリアは古くからロシアが関与していたことが分かります。
中国の行政区分は日本と少し違っており大連市の中に二級市が存在していたりします。市の中に市があるので大連市=(大連市+普蘭市+庄河市+瓦蘭店市)という構成になっているので中国の市の面積は日本の市とは比較にならない大きさです。過去ブログでも登場したりしています。
庄河編https://noriotravel.tours/2022/05/27/bingyugou/普蘭店編https://noriotravel.tours/?p=1351旅順編https://noriotravel.tours/2022/05/19/ryojun/
私は2009年~2012年まで大連に住んでおりました。大連市は日本ともつながりが深く見どころも数多くあるので観光地の一部を紹介させていただきたいと思います。
①高爾基路ー観光地ではなく一般道の名前ですが両サイドには帝政ロシア時代~旧満州国時代のロシア人や日本人が居住していた家屋が多数残っており現役で使われているのも半数近くあります。当時の独特な建築様式がノスタルジックな世界へ運んでくれます。大連にはいくつか日本人が居住していた場所がありますが個人的にはここが一番好きでした(現在では残念ながらほぼ取り壊されてしまっております)

②ロシア風情街ーこちらは観光ガイドブックにも載っていますが、観光地というほど整備もされておらず老朽化が激しいのでいずれは取り壊されてしまうかもしれません。日露戦争前はこのエリアは基本帝政ロシアが占めていたのでロシア関係の建物は多く存在しています。広東など遠くの友人が訪ねてきた場合は必ずロシア風情街に連れて行っていました。旧ソ連の貴重なグッズが売っている店もあります。

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③大黒石ー大連から旅順に行くには北ルートと南ルートの2つがあり北ルートで旅順へ向かうと必ず通る場所です。大連市内からは車で30分ほどです。海水浴場になっており夏は海水浴を楽しめることができ水が滅茶苦茶きれいなのとここで見る夕焼けが一番好きでした。デートコースにも良いかもしれないです。

④港湾広場と中山広場ーこの広場を中心にして都市建設されています。戦前の地図と現在の地図はほぼ同じです。広場を取り囲むようにして旧満州国時代の政府機関やホテル、金融機関などの重厚な建物が広がっております。レトロですね。

⑤大黒山ー普通の岩石でできている山ですが頂上からは市内を一望できます。標高は約660メートルとさほど高くないですが登山道がかなり険しいので私はトレーニングで使用しておりました。大連市内からは電車で20分ほどです。

まだまだたくさん見るべきスポットはありますがひとまずここまでです。
次回ブログはいよいよ山西省の伝説の村へ行ってまいります。
ではでは!
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