これは2014年佛山市在住時の出来事。実は2008年の留学時代にも行ったことのある世界遺産の町開平。しかし当時はデジカメの充電が切れてしまい全然写真が残っていないので週末日帰り旅行で行くことに。
開平市は江門市に属している2級都市。中国は大きな市の中に更に小さい市が存在していることはよくあります。江門市の概要は以前のブログでも書いているのでこちらをどうぞ。https://noriotravel.tours/2022/07/05/jiangmen1/

佛山市から見て左斜め下、約100キロほどと日帰りドライブにはちょうど良い場所にあります。
開平の世界遺産ですが碉楼群です。簡単に言うと華僑が作った洋風の建築物群で2007年から世界遺産に認定をされております。ちなみに建築された期間は約100年前から第二次世界大戦終了前後なので比較的新しい世界遺産と言えます。

中国、ギリシャ、ローマなどの建築様式が混ざり合った不思議な建築様式、建てられ始めた経緯としてはかなり複雑なので簡単に言うと初期は強盗や窃盗団や洪水を見張るためのやぐらとして建設され始めていました。そのご中華民国VS清朝の争いを見張るため等々色々な理由のため、海外に出稼ぎに出ていた華僑からの送金や帰国華僑の尽力で海外の影響を存分に受けた不思議な建築群が出来上がりました。
建築群はいくつかの村に分かれていますので、まずは建築物が一番多い自力村へ行きます。

今まで見たどこの建築物とも似つかない不思議な建築群。夕焼け時には中々ノスタルジックな雰囲気が漂いますが本日なんと曇りなり。
次は映画の舞台にもなったりする赤坑村です。別名カナダ村とも言われています。残念ながらこれを書いている2022年には老朽化のため取り壊されてしまっています。何とか補修なりできなかったのかな・・・・中国の時代劇に出てくる雰囲気が中々。2014年時点ではまだ済んでいる人もいました。

昼食はこの近辺でよく食べられている土鍋料理です。右下のは開平や台山で有名な田ウナギの釜飯です。絶品です。食感は少し固めでコリコリしてて味はドジョウとウナギの中間みたいな感じですね。土鍋に張り付いたおこげが最強。うますぎます。
この町も今後何度も来ることになります。佛山や広州から気軽に日帰り旅行ができるお勧めの世界遺産スポットでした!
次回は広西チワン族自治区の賀州へ!
久しぶりのチワン族自治区!
ではでは!
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